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キヤノン、4.3メガCCD搭載DVDビデオカメラと小型軽量20倍ズームDVカメラ

» 2006年02月01日 13時30分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは2月1日、4.3メガピクセルCCD搭載のDVDビデオカメラ「DC40」と、光学20倍ズームレンズ搭載のDVカメラ「FV M300」を発表した。DC40は3月中旬から、FV M300は2月中旬から発売する。価格はオープンで、市場想定価格はDC40が12万円前後、FV M300が6万円前後。

photo 4.3メガピクセルCCD搭載のDVDビデオカメラ「DC40」

 DVDビデオカメラの最上位機種となるDC40には、1/2.8インチ総画素数429万画素CCDを搭載。動画記録時は有効画素数約274万画素、静止画記録時は有効画素数約400万画素を使って高精細な記録が行える。本体に静止画用のminiSDカードスロットを搭載。

 幅広い階調表現で動画/静止画ごとに最適処理を行う独自映像エンジン「DIGIC DV」を装備。RGB三原色のまま感知して出力するRGB原色フィルターを採用。ライトワンスメディアに8センチDVD-Rを、書き換え型メディアには8センチDVD-RWを使用。8センチDVD-R使用時には両面約120分(片面約60分)のMPEG-2動画が撮影可能。

 光学10倍ズームレンズを搭載。高屈折率のガラス非球面レンズを2枚採用したほか、強い直射日光下でも絞り値を高めずに高解像感を維持できる「グラデーションNDシステム」を装備した。また電源と連動して開閉を行うレンズカバーを新採用。16:9の画角をそのまま表示できる2.7型ワイド液晶モニターを搭載。

 同社のデジカメ「IXY DIGITAL」シリーズで定評のあるCurvature(カーバチャー)デザインを採用。見た目の美しさだけでなく、手にフィットするフォルムを実現している。サイズは60(幅)×126(奥行き)×87(高さ)ミリで重さは約480グラム(本体のみ)。

photo 光学20倍ズームレンズ搭載のDVカメラ「FV M300」

 DVカメラ「FV M300」は、昨年1月に発表したFV M200KITの後継機。個々のパーツやデザインの見直しによって、サイズは57(幅)×109(奥行き)×77(高さ)ミリ・重さ約370グラム(本体のみ)と、FV M200KITに比べて幅で15ミリ、奥行きで22ミリ、高さで1ミリ、重さで約130グラムの小型・軽量化を実現した。16:9の画角をそのまま表示できる2.7型ワイド液晶モニターを搭載。

 1/5インチ総画素数約133万画素のCCDを搭載し、動画は有効約75万画素、静止画は有効約100万画素を使って撮影できる。動画/静止画ごとに最適処理を行う独自映像エンジン「DIGIC DV」を装備。

 光学20倍ズームレンズを搭載。高画素な133万画素CCDを活用して、16:9の高解像度ワイドTVモードでは手ブレ補正OFF時88万画素分、手ブレ補正ON時75万画素分のエリアを使用して高精細なワイド映像を撮影できる。4:3の通常画面の場合は69万画素分を使って記録。手動のレンズカバーを内蔵。

 9点測距AiAF機能、連写機能、AEB(Auto Exposure Bracketing)撮影機能、PictBridge対応など、充実したデジカメ機能を備えた。

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