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キーボードを巡るアレコレLifeStyle Weekly Access Top10

» 2006年02月03日 20時00分 公開
[渡邊宏,ITmedia]

 普段はLifeStyleで取りあげられることの少ない「キーボード」について、小寺氏がエルゴノミクスキーボードを導入した顛末をまとめたコラムが今週の1位。「キーボードには並々ならぬ関心と無駄とも思えるコダワリを持つ」と小寺氏自身も書いてるが、執筆業ならずとも、そうした人は多いはず。

photo 小寺氏の購入した「Microsoft Natural Ergonomic Keyboard 4000」

 筆者もそのクチで、以前には年に何回もキーボードを取りかえ、同僚たちに「またか」と白い目で見られたものだ(とはいっても、気分転換が交換の主な理由だったので、1万円以上の製品はほとんどスルーしてきた)。マイクロソフトのキーボードももちろん使ったが、エルゴノミクスタイプの製品には今ひとつなじめなかった。

 筆者が初めてまともに使ったPCは大学に設置されていたPC-9801で、いまでは考えられないしっかりした作りのキーボードが標準で用意されていた。かなり昔になるのでハッキリとは思い出せないが、重量もそれなりにあったのでメカニカルタイプだったのだろう。ストロークも適度にあり、快適にタイピングで来たことを覚えている。

 PC-9801の洗礼を受けたせいか、“押し心地”にウェイトを置いたキーボード選びをするようになり、ノートPCをメインPCとする今となっても、ThinkPad以外のPCを購入する意欲がどうしてもわかない。慣れの問題だとは分かっているが、おいそれとキーボードを交換できないノートPCだけに、冒険する気持ちになれないというのが本音だ。

photo 現在のメインマシン、ThinkPad T42のキーボード。打鍵する力が強いせいか、頻度の高いキーがテカテカしてしまっている。スペースキーを左親指で押すことも一目で分かってしまう

 自宅でデスクトップPCを触る時間もめっきり少なくなり、キーボードを購入することもほとんどなくなってしまったが、アキバのジャンクショップなどで右肩に「NEC」と刻印されたキーボードを見つけると、“カチャカチャ”とたわむれたくなる衝動に駆られる。

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