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QRIO、ブラジルでサンバを踊る

» 2006年02月09日 23時28分 公開
[ITmedia]

 日本ユネスコ協会連盟とソニーは2月8日、サンパウロ市内にある学校で「QRIOサイエンスプログラム in ブラジル」を開催。ユネスコのサイエンスメッセンジャー、QRIOがサンバを踊り、子ども達を驚かせた。

photo ポルトガル語で「オラ!」(こんにちは)と元気に挨拶するQRIO

 QRIOサイエンスプログラムは、日本ユネスコ協会連盟が2004年から展開している青少年育成のための教育活動プログラム。科学の粋を集めて作られたQRIOが世界各地を訪れることで、子どもたちの科学への好奇心や探究心を育んでもらうことを目的としている。

 今回、QRIOが訪れたのは、サンパウロ市の郊外にあるマグノ学校だ。QRIOは「オラ!」(こんにちは)とポルトガル語で挨拶しながら登場。QRIOの説明やデモンストレーションのあと、ソニー社員が講師となり、QRIOを動かしている電池に焦点をあてた特別授業が行われた。

photo サンバを踊る「QRIO」(上)と講義の様子

 小学生の部では、子どもたちが実際に炭と食塩水で電池を製作し、「炭で電池ができると思わなかった」と興味津々の様子。また、中高生の部では電池の基礎知識やリチウムイオン電池に関する講義が行われ、最後にQRIOがサンバを踊って子ども達とお別れした。

photo 小学生の部では、子どもたちが実際に炭と食塩水で電池を製作。

 なお、現地時間の2月9日には同じくサンパウロ市内のダンテ学校でも同プログラムが開催される予定だ。

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