東芝は2月21日、「face」から実に8年ぶりとなる薄型テレビのブランド変更を発表した。新ブランドは「REGZA」(レグザ)。ドイツ語で“躍動感”を意味する造語だが、同時に“RealExpression”Guaranteed by amaZing Architectureの略でもある。「東芝の技術の粋を結集し、“本物の高画質”を表現するという主張を込めた」(同社)。
同時に発表された新製品は、160GバイトHDDを内蔵した「H1000」シリーズ3モデルとスタンダードな「C1000」シリーズ3モデルの計6モデル。これに既発売の「Z1000」シリーズ4モデルをあわせ、3シリーズ計10モデルのラインアップとなる。「レグザ・グリーン」と呼ばれる“深緑”を新しいブランドカラーとして、3月1日から順次出荷を開始する予定だ。
新製品は、いずれも地上/BS/CSの3波対応デジタルチューナーと独自の映像処理回路「メタブレイン・プロ」を搭載。画質の決め手となる映像処理機能は余裕の14bit処理として情報の欠落やノイズの発生を抑えた。もちろん「魔方陣アルゴリズム」や「ダイナミックノイズリダクション」、HDMI端子を含め、画質に関わる機能はすべて網羅。また、視認性を高めた大きなボタンが特徴の「かんたんリモコン」を全シリーズに標準装備した。
液晶パネルの解像度は、H1000シリーズ、C1000シリーズともに全モデル1366×768ピクセルのハイビジョン対応。「基本的にはIPS」だが、「37C1000」および「32C1000」の2機種のみがVAパネルだ。
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