ペンタックスのデジタル一眼レフ機「*ist D」シリーズの最新作が「*ist DL2」である。昨年発売の「*ist DL」をベースにして、小型軽量ながら持ちやすいボディ、機能を簡潔にまとめた操作系、大きくて見やすい2.5型液晶などを受け継ぎつつ、AFセンサーや撮影モードの強化を図っている。
AFセンサーは、従来の3点測距からクロスセンサー5点測距に改良された。例えば記念写真を撮る際、人物ではなく背景にピントが合ってしまうのを防げるなど、気楽にスナップを楽しむ場合に役立つ。狙った1点にきっちりとピントを合わせたいシーンでは、メニューの設定から中央1点測距の切り替えるといい。
撮影モードは、これまでのピクチャーモード(人物、風景、マクロ、動体、夜景人物、ストロボオフ)に加えて、8種類のシーンモード(夜景、サーフ&スノー、テキスト、夕景、キッズ、ペット、キャンドルライト、美術館)を新搭載した。これらのモードはコンパクトデジカメでお馴染みのもの。選んだシーンに応じて露出や発色の傾向などが自動的に最適化されるので、難しいことを考えずに手軽に撮れる。
自分で細かく設定を決めて撮りたい場合には、プログラムAEや絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアルモードなどを利用するといい。絞りやシャッター速度、露出補正は背面のセレクトダイヤルで調整でき、ドライブモードやホワイトバランス、ISO感度などは、背面のFnボタンと十字キーを使ってスムーズに切り替えられる。
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提供:ペンタックス株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月31日
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