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AV機器の“買い時”はインタフェースが左右する?+D Voice

» 2006年04月03日 21時56分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 今回の「+D QUICK POLL」は、テレビとレコーダーの接続インタフェースがテーマ。結果は大方の予想通り、D端子を含むコンポーネント端子が過半数を占めた。最近では、ほとんどの新製品がHDMI端子を搭載しているが、まだ84%の御家庭でアナログ接続を使用していることになる。

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 考えてみれば、HDMI接続と答えた方の家では、テレビとレコーダーの両方がHMDI端子を備えていることになる(当たり前)。つまり、比較的最近、その両方を買い替えたか、買い増したわけだ。なんとも羨ま……いや先進的である。ちなみに筆者宅では、フロントプロジェクター&レコーダーはコンポーネント(D端子にあらず)で、テレビとの接続はS端子だ。10年前の「キララバッソ」だから仕方ない。

 そろそろフラットテレビ……と思い続けて数年が経過した。今まで買い替えなかったのは、液晶やプラズマの進歩を待っていたのが第一の理由だが、インタフェースの問題も確かにあった。次はデジタル接続と思いつつ、DVIのときは「民生機用の規格ができる」(=現在のHDMI)と聞いてパス。HDMIが普及しはじめると今度は「次は機器制御信号も流せるらしい」(現在のHDMI 1.2)なんて話が出てきてスルー。現在は「次世代HDMIでは1ピクセルあたり48ビットの色深度をサポート」という情報に悩まされている。

 ちなみに弊誌N編集長宅では、AVアンプとプロジェクターをHDMIケーブルで接続しているそうだ。でも、対応する出力機器がないので今のところ出番なし。なにか意味あるんだろうか……。

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