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マランツ、フルHD対応の高コントラストDLPプロジェクター

» 2006年04月17日 14時41分 公開
[ITmedia]

 マランツ コンシューマー マーケティングは4月17日、フルHD対応のDLPプロジェクター「VP-11S1」を6月より販売すると発表した。価格は189万円。

photo フルHD対応DLPプロジェクター「VP-11S1」

 新製品は米テキサス・インスツルメンツのチップを搭載した、DLP(Digital Light Processing)方式のプロジェクター。1920×1080(デバイスサイズは0.95インチ)の解像度を持ち、フルHDの映像を投射することが可能になっている。

 フルHDパネルの搭載にあわせ、投射系レンズに内蔵する電動アイリスの絞り(F値)設定も、コントラストを重視した6.0と明るさを重視した3.0の2つを備える。F値6.0時のコントラスト比は6500:1となっており、高いコントラスト感を得ることができる。

 98ミリという大口径のカラーホイールには、流体軸受けモーターを採用。カラーセパレーションを低減したほか、フィルターにはRGB各色×2とNDフィルターの7層構造を採用したことによって、HD映像にふさわしい色表現領域を実現したという。ビデオプロセッサにはフル10ビット処理の「GF9351」(GENNUM製)を搭載した。

 レンズはコニカミノルタ製で、上方向最大165%、下方向最大85%のレンズシフトと1.45倍のズームを備える。投射画面サイズは70〜250インチ。インタフェースはHDMI×2、コンポーネント×2、S端子×1、D-Sub 15ピン×1など。RS-232Cとトリガー端子も備えており、多彩なインストールに対応する。

 サイズは405(幅)×158(高さ)×481(奥行き)ミリ、13キロ。本体シャーシはシリーズ製品ではおなじみのアルミダイキャスト製で、各部シールド材や外装へのニッケルメッキ処理などによって輻射ノイズはもちろん、外来ノイズや光漏れなどにも対応が施されている。

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