デノンは4月18日、コンパクトスピーカーの新製品「SC-CX101」を発表した。“ヨーロピアンサウンド”を標榜し、名機と呼ばれた「SC-101」の思想を受け継ぐ「入魂のスピーカー」(同社)という。価格は2台1組で7万3500円。5月中旬に発売する予定だ。
欧州のサウンドデザイナーと共同開発した。スピーカーユニットは、2.5センチのドームツィーターと新開発の12センチDDL(DENON Double Layer)グラスファイバーコーンウーファー。2層の振動板は軽量ながら十分な剛性を確保しており、「広帯域にわたり正確なピストンモーションを実現するとともに、エッジの共振が特性に悪影響をおよぼさない構造設計」という。再生周波数は45Hzから40KHz。
キャビネットは18ミリ厚のMDFをベースに天然木突板セミグロス仕上げとした。その背面には、削りだしのダクトと金メッキ真鍮削出しバイワイヤリング端子を備えている。入力インピーダンスは6オーム。
スピーカー1本のサイズは、157(幅)×234(奥行き)×257(高さ)ミリ。重量は5.2キロ。単体でも販売されているOFC材のスピーカーコード「AK-1000」が付属する(3メートル×2)。
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