ゴールデンウィーク、お出かけの参考にするのは？：+D Voice

[芹澤隆徳，ITmedia]

　「ゴールデンウィーク、お出かけの参考にするのは？」――結果は、Webサイト（PC向け）が21％を獲得して堂々の一位となった。

　Web上には、旅行を専門に扱うサイトをはじめ、宿泊施設や交通機関のホームページも揃っている。そのまま予約やチケット購入なども行えるなど、利便性も高い。また、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンの存在も大きいだろう。たとえば、「GW 旅行」などとキーワードを打ち込めば、650万件以上がヒット。有効な情報を見つけるにはテクニックも必要だが、とにかく情報量は圧倒的だ。

　2位は「雑誌・新聞」で4％。「テレビ」や「携帯サイト」はわずか1％と低迷した。携帯サイトが低迷したのは意外だが、考えてみれば+Dライフスタイル読者は少なくともPCを使っているため、あえて小さな画面で旅行の計画を練る必要はないだろう。

　一方で、およそ7割の人が「出かける予定はない」と回答している。仲間が大勢いて嬉しい。この回答、先週前半までは60％台後半をウロウロしていたが、木曜日に70％となり、週末には71％に達した。ゴールデンウィークが近づくに連れて比率が上がったのは、『当初は旅行に行くつもりだったのに、思うように休みやチケットがとれなかった』と解釈するべきか。

　厚生労働省の調査によると、今年「連続した」休暇の平均日数が前年より0.8日増加して『5.9日』になったという。とくに5月1日、2日の両日を休暇とする事業場は製造業で約4割に達した。去年よりも長い（はずの）ゴールデンウィーク。旅行が無理なら“1日で楽しめる”イベントなんていかがでしょう？