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マランツ、CD/MDコンビネーションデッキなどオーディオ新製品

» 2006年07月03日 19時06分 公開
[ITmedia]
photo 「CM6001」

 マランツは7月3日、CDデッキ部とMDデッキ部を独立して操作できるコンビネーションデッキ「CM6001」、5ディスクCDチェンジャー「CC4001」、ダブルリバースカセットデッキ「SD4051」を発表した。7月下旬より順次発売される。

 CM6001は、同社のロングセラーモデル「CM6200」の機能を厳選し、操作をシンプルにしたCD/MDコンビネーションデッキ。HCMS(High-speed Copy Management System)に準拠しており、CDからMDへのダビングスピードが4倍速にスピードアップした。ダビングモードはディスク全体、1曲、プログラム指定に加え、MDに残したい曲を選べるピックレックダビング機能も搭載した。さらに、一度デジタルコピーされたCD-R/RWディスクなど、SCMS(シリアルコピーマネージメントシステム)により保護されたディスクについては、このようなときには自動的にアナログコピーに切り替えてダビングを行う。

photophoto ゴールドモデルも用意される

 CDプレーヤー部とMDデッキ部を独立して操作することが可能で、独立再生を実現するためCD/MDとも独立したDACを搭載。MDLPモードに対応し、フロントパネルにはデジタルオーディオプレーヤーと簡単に接続できるようライン出力端子を装備した。サイズは440(幅)×86(高さ)×316(奥行き)ミリ。重さは5.7キロ。

 CC4001はMP3ファイル収録のCD-R/RW再生に対応する5ディスクCDチェンジャー。5枚すべてにMP3ディスクを入れた場合、最大で約5000曲(1ディスクあたり最大999曲)のジュークボックスとして利用が可能。リモコンとフロントパネル両方にディスクそれぞれの独立したボタンを搭載しており、各ディスクをワンタッチで選択可能。

photophoto 「CC4001」

 デジタル出力端子は同軸と光の2系統が用意され、アナログ出力端子、ヘッドフォン端子とともに金メッキプラグが施されている。また、RS-232C端子を備えており、クレストロン等のAVコントローラーによる制御に対応。扉付きのラックに収納した場合など、フロントのIRセンサーが使用できなくなってしまう場合に有効なフラッシャー入力端子も搭載した。サイズは440(幅)×114(高さ)×404(奥行き)ミリ。重さは6.9キロ。

 SD4051は、2倍速ダビング機能、シンクロリバースダビングが可能なダブルリバースカセットデッキ。自動的に録音バイアス量を適正値に調整するドルビーHX PROのほか、録音信号に含まれる高域成分を検出して、録音バイアス量を自動的にコントロールするドルビーHXPROを搭載した。再生ピッチコントロール機能(デッキAのみ)や各デッキで独立したデジタル4桁テープカウンター、大型で調整しやすい録音ボリューム、視認性の高い左右独立ピークレベルメーターを備える。

photophoto 「SD4051」

 用意される入出力端子はライン入力端子(L/R)×1、ライン出力端子(L/R)×1、ライン出力端子(100mV:50Ω)×1ヘッドフォン出力端子(標準プラグ)×1。サイズは440(幅)×124(高さ)×286(奥行き)ミリ。重さは4キロ。

 各製品の価格と発売時期は以下の通り。

製品概要 型番 カラー 価格 発売時期
CD/MDコンビネーションデッキ CM6001 ブラック/ゴールド 6万5100円 7月下旬
5ディスクCDチェンジャー CC4001 ブラック 3万9900円 7月下旬
ダブルリバースカセットデッキ SD4051 ブラック 3万6750円 8月下旬

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