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「それぞれのライフスタイル」をテーマに「A&Vフェスタ 2006」が開催

» 2006年07月05日 15時48分 公開
[ITmedia]

 日本オーディオ協会は7月5日、AV製品の一般コンシューマ向け展示会「A&Vフェスタ 2006」の開催概要を発表した。今年は「感動!それぞれのA&Vスタイル」をコンセプトに、各社最新製品展示のほか「デジタル放送」や「ホームシアター」などをテーマとした各種企画展示や、多彩なゲストを招いての各種セミナーなどが行われる。

photophoto 昨年行われたA&Vフェスタ2005の様子

 会場は総合展示スペース「Grand Stage」、セミナー/イベントスペース「Fun Stage」、リスニングルームを備えたピュアオーディオメインの「Advanced Stage」で構成される。Grand Stageは各社が最新製品を展示する「A&V総合メーカーブースエリア」のほか、「ホームシアターエリア」「カーAVエリア」が用意される。7月5日現在では68の企業と団体が出展する予定だ。

 Fun Stageでは、インテリア産業協会とのコラボレーションにより「インテリアコーディネーターが考える視聴環境」をモデルルームの形で提案される。「オーディオも“Furniture”(家具)のひとつ。AVを取り入れたリビングスペースの必要性は高まっており、いかに生活にとけ込ませるかはインテリアコーディネーターの腕の見せ所」(インテリア産業協会 会長 加藤知成氏)。全国の愛好者から作品を募集した自作オーディオ機器の展示や、昨年に続きオリジナルスピーカーと蓄音機を自作する工作教室もこのスペースで行われる。

photo 今年のゲスト

 そのほか、音楽評論家の安田和信氏や、映画パーソナリティの襟川クロ氏、元NHK解説委員の小林和男氏を招いてのセミナーが行われるほか、「立体音響の進化(仮)」と題した特別企画や今秋の話題作「SUPERNATURAL」の試写会なども行われる。

 「ワールドカップは多くの試合が5.1chサラウンドで放送され、多くの人にサラウンド音響を体験してもらえた。また、最近ではデジタルオーディオの普及でこれまでのオーディオも再注目されているように感じる。デジタルという新しいプラットフォームの活用法をどのように提案していくのはオーディオメーカーの課題。今後は、操作感を含めた人間の感性に訴えていくことが重要になるだろう」(日本オーディオ協会 会長 鹿井信雄氏)

photo 左からインテリア産業協会 会長 加藤知成氏、日本オーディオ協会 会長 鹿井信雄氏、A&Vフェスタ2006実行委員会 委員長 粟飯原隆雄氏。

 A&Vフェスタ 2006の開催期間は9月21日(木)〜24日(日)で、会場はパシフィコ横浜展示ホールDおよびアネックスホール。開場時間は10時〜18時(最終日のみ17時まで)。入場は無料だ。

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