日本産業デザイン振興会は7月8日、東京ビッグサイトで8月に開催するデザインフェア「グッドデザイン・プレゼンテーション(GDP)2006」の概要を発表した。今年度で創設50周年を迎えるグッドデザイン賞(Gマーク)の記念企画が盛りだくさん。さらに、会期を従来より1日増やし、4日間に渡って開催するという。
GDPは、グッドデザイン賞の2006年度ノミネート対象を公開して行われるアジア最大のデザインフェア。会場には、2006年度グッドデザイン賞に応募した作品のうち、1次審査を通過した約1400社/2500件が展示され、来場者は「商品デザイン」「建築・環境デザイン」「コミュニケーションデザイン」「新領域デザイン」「ロングライフデザイン」というジャンルごとに最新のデザインを一堂に見ることができる。
また新企画として企業の先行研究やデザイン系学校によるデザインをテーマにした「デザインコミュニケーション」や、エコロジー、スポーツ、自動車など人々の関心が高い5つのジャンルを掘り下げる提案ゾーン「デザインスクエア」、さらに50年間の歴史を振り返る記念展示スペースなどを設置。特設ステージでは、第一線で活躍するデザイナーと審査委員の公開プレゼンテーション審査やトークショーも行われる。
展示会のテーマは「Think Good」。総合アートディレクションを担当するアーティストの佐藤可士和氏は、「50年におよぶ歴史のなかで、あまりに日常的になったグッドデザインをもう一度見つめ直し、良いデザインとはどういうものか、考える場にしたい」と挨拶した。
GDP2006の開催概要は下記の通り。
グッドデザイン・プレゼンテーション2006 | |
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開催日 | 8月23日(18時〜21時) 8月24日(10時〜18時) 8月25日(10時〜20時) 8月26日(10時〜16時) |
会場 | 東京ビッグサイト 東展示棟4/5/6ホール |
入場料 | 1000円(税込み/4日間共通) |
主催 | 財団法人日本産業デザイン振興会、株式会社丹青社 |
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