松下電器産業は7月25日、コンパクトデジタルカメラ“LUMIX”新製品「DMC-FX50」を発表した。8月25日から発売する。価格はオープンで、市場想定価格5万円前後。
同日発表された薄型コンパクトLUMIX「DMC-FX07」の背面液晶を3インチ・23万画素の大画面高精細タイプに変更した製品(FX07は2.5インチ・20.7万画素)。
大型液晶搭載にともない、ボディサイズは97.7(幅)×57.1(高さ)×25.1(奥行き)ミリとFX07(94.1×51.1×24.2ミリ)に比べて一回り大きくなっている。重量は約151グラム(本体のみ、FX07は役132グラム)。また、液晶サイズの大型化により、電池寿命が約300枚(CIPA規格)とFX07よりも20枚ほど減っている。
液晶/ボディサイズ/電池寿命のほかのスペックは、FX07と同じ。1/2.5インチ有効720万画素のCCDを搭載し、画像処理エンジンにビーナスエンジンIIIを装備。被写体ブレ対策として「インテリジェントISO感度コントロール」を採用している。
光学式手ブレ補正機構搭載のレンズは光学3.6倍ズーム(28〜102mm相当)のライカDC VARIO-ELMARIT(バリオ・エルマリート)を搭載。最大ISO3200相当(従来ISO1600相当)にまで増感するなど高感度撮影モードを装備。ボディカラーは、シルバー、ピンク、ブラックの3色をラインアップ。
主な仕様は以下の通り。
型名 | LUMIX DMC-FX50 |
---|---|
有効画素数 | 720万画素 |
撮像素子 | 1/2.5インチ、総画素数738万画素CCD、原色フィルター |
レンズ | 6群7枚(非球面4枚)LEICA DC VARIO-ELMARIT |
ズーム | 光学3.6倍/EX光学ズーム4.4倍(5M画素時)5.5倍(3M画素以下時) |
焦点距離 | 4.6〜16.8ミリ(35ミリ換算で28〜102ミリ、16:9時)、F2.8〜5.6 |
フォーカス | 通常・マクロ(モードダイヤル)、AF測拒:1点/高速1点/高速3点/9点/スポット |
合焦範囲 | 通常:50センチ〜∞、マクロ:5センチ(広角側) |
露出 | プログラムAE、露出補正:1/3EVステップ、-2〜+2EV、オート(AE)ブラケット:1/3〜1EVステップ、3枚 |
記録メディア | SDHCメモリーカード/SDメモリーカード/MMC(静止画のみ対応) |
電源 | 専用リチウムイオンバッテリーパック |
電池寿命 | 約320枚(CIPA規格) |
サイズ | 97.7(幅)×57.1(高さ)×25.1(奥行き)ミリ |
重量 | 約151グラム(本体)、約179グラム(バッテリー、メモリーカード含む) |
価格 | オープン(実売5万円前後) |
発売時期 | 8月25日 |
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