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HDMIの長尺ケーブルと画質補正アダプタ、パイオニア10メートル超でも安定伝送

» 2006年08月04日 15時31分 公開
[ITmedia]

 パイオニアマーケティングは、米ベルキン・コーポレーションのHDMI長尺ケーブルとHDMIケーブル・アダプタ“RazorVision”を8月下旬に発売する。同社は今年6月からベルキンの高級AVアクセサリブランド「PureAV」の輸入販売を行っている。

 長尺ケーブル「PAV52300b50」は、導体に無酸素銅純度99.99%の銀メッキPFCを使用した5層シールド構造。コネクタは24金メッキ仕様だ。長さは15メートルで、HDMIの1080P伝送に対応する。発売は8月下旬予定。価格は5万2500円。

photo HDMIケーブル・アダプタ「PAV62301ja04」

 HDMIケーブル・アダプタ“RazorVision”「PAV62301ja04」は、HDMI機器間の接続を中継する形で設置することで、ハイビジョン映像を「さらに鮮明に明るく」補正することができるというもの。

映像処理用LSIには軍事・医療目的で開発された米Digivisionのリアルタイムプロセッサ技術を応用しており、3段階の補正レベルを持ち、元画像と補整画像を画面の左右に表示して比較しながら調整できる。

 また、同製品を使ってHDMIケーブルを中継することにより、10メートルを超える場合でも映像信号を安定して伝送可能になるという。価格は5万2500円。製品にはOureAVシリーズの1.2メートルHDMIケーブル(1万2600円)の同等品が1本付属する。

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