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日本TI、高コントラストの新DLPチップをリリース

» 2006年08月08日 14時01分 公開
[ITmedia]

 日本テキサス・インスツルメンツは8月8日、DLPチップの新製品「.65WXGA DarkChip3」を発表した。1280×768ピクセル(WXGA)の解像度で、従来のDLPフロントプロジェクターと比較して約20%以上のコントラスト比向上を図った。

 チップに敷き詰められているミラーとミラーの間隔を狭くし、ミラーの表面積を実質的に広げながら、コントラストに有害な迷光(めいこう)を抑えた。またミラー下部のコーティングの改良により、迷光をさらに削減。開口率は90%を実現している。これにより、ピクセル間の隙間を感じさせないシームレスな映像を投影できるという。

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