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省エネ業界No1の電気魔法瓶「とく子さん」

» 2006年08月16日 13時43分 公開
[ITmedia]

 タイガー魔法瓶は8月16日、電気魔法瓶「とく子さん」の新製品を3製品、8月21日より販売開始すると発表した。保温効果を高めたことで「省エネ 業界No1」(同社)を実現した。容量3リットルの「PVS-A300」「PVP-A300」、容量4リットルの「PVP-A400」の3製品が用意され、価格は2万6250円/2万3100円/2万4150円。

photophoto “とく子さん”「PVS-A300」(左)、「PVP-A300」(右)

 「とく子さん」は電気でお湯を沸かし、真空構造の本体で保温する電気湯沸かし魔法瓶。新製品は上部の口径を絞るとともに、下部の真空層を延長し、空気の対流による温度低下を避けるために底シール材を備えた「スーパーHK(ヒートキープ)構造」を採用した(PVS-A300)。そのほか、内容器の外側にも真空断熱材を配するほか、フタの断熱材を強化するなどの保温設計を施した。

 こうした設計によって、電源プラグを抜いて3時間経過しても90度以上の高温を保つほか、保温モード時の平均消費電力を11ワットに抑制することに成功した(PVS-A300)。同社がPVS-A300について「1日2回湯わかし/2回再沸とう/残り時間は保温」という条件で測定したところ、「業界No1の省エネ効果を達成した」という

 給湯ボタンは大型のエアー型を採用。液晶では湯温のほか、沸騰するまでの時間を表示させることも可能。保温温度は98/90/85/80/75度の5段階に設定可能なほか(通電時)、電気を使わずに保温する「まほうびん保温」モードも選択できる。

 サイズはPVS-A300とPVP-A300が23.6(幅)×30.1(奥行き)×30.7(高さ)センチ、PVP-A400が23.6(幅)×30.1(奥行き)×35.4(高さ)センチ。

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