三菱電機は8月22日、冷凍冷蔵庫の新製品5製品を10月1日より販売開始すると発表した。両開きタイプの3製品(415リットル/445リットル/495リットル)と片開きタイプの2製品(401リットル/455リットル)が用意され、価格はいずれもオープン。
製品名 | タイプ | 容量 | 実売想定価格 | サイズ(幅×高さ×奥行き ミリ) |
---|---|---|---|---|
MR-G50M | 両開き | 495リットル | 26万円前後 | 685×1811×709 |
MR-G45M | 両開き | 445リットル | 24万円前後 | 685×1811×654 |
MR-G42M | 両開き | 415リットル | 22万円前後 | 650×1811×654 |
MR-S46M | 片開き | 455リットル | 21万円前後 | 685×1798×699 |
MR-S40M | 片開き | 401リットル | 19万円前後 | 600×1798×699 |
新製品は野菜室へ新搭載した青色LEDの光を野菜に照射することで、野菜の鮮度維持の基本物質になる「還元糖」の生成(光合成)を促進しつつ、自己消費(野菜室内での育ちすぎ)を抑える「うまさ活菜 フレッシュ光パワー野菜室」を搭載した。この野菜室に収納した緑色野菜は鮮度が長持ちし、保存3日目でもビタミンCが15%増量するという。
同社では従来から野菜室に橙色LEDを搭載した製品を投入、野菜にその光を照射することで還元糖生成を促進し、鮮度維持を実現していた。ただ、橙色LEDの光だけでは還元糖生成に時間がかかるという課題もあった。新製品は青色LEDの光で野菜に「光を浴びている」と認識させ、そのうえで橙色LEDの光を照射することで、一層の鮮度維持とビタミン増加を実現した。
「野菜はまとめ買いすることも多く、鮮度維持は大きなテーマ。従来からの橙色LEDに加えて、青色LEDを搭載することで、野菜の変色を防ぐことができる。また、野菜の“体力”を保持することにもつながるので、低温障害によるシワなども防止できる」(同社)
大型冷蔵庫では全体的なトレンドにもなりつつある、大容量&コンパクトも実現。庫内構造の見直しなどを進めた結果、450リットルクラスの製品(MR-G45M/MR-S46M)で従来の400リットルクラスの大きさ、500リットルクラスの製品(MR-G50M)でも従来製品では450リットルクラスの大きさとなっている。また、MR-G42Mは両開きタイプながらも、横幅650ミリ/奥行き600ミリというスリムサイズだ。
庫内スペースを有効利用するため、最上段と再下段には棚の高さを自由に調整できる「空間上手 動くん棚」を搭載。レバーを左右にスライドさせるだけで、食品を載せたままでも高さが調整できる。そのほかにも。従来機種に搭載している透明度の高い氷を作る「透明光清氷」、すぐに調理できる堅さに冷凍する「瞬冷切れちゃう冷凍」などの機能も搭載する。
「シンプル・モダンな家具との調和」をテーマに、デザインも一新された。上から下までを波形状を通し、1枚のトビラのようなシンプルさを表現したほか、温度表示パネルや操作ボタンをあえて右側だけに配置することで、先進的なイメージを表現したという。カラーはプレミアムウッド、ブライトウッド、ピュアホワイト、チタニウムステンレスの4色。
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