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光学10倍ズームでISO4000の高感度、オリンパス、UZシリーズに新モデル投入

» 2006年08月23日 19時51分 公開
[ITmedia]

 オリンパスイメージングは光学10倍の高倍率撮影が可能な「ウルトラズームシリーズ」に、高倍率のコンパクトデジタルカメラでは世界最高感度となるISO4000と、世界最長の電池寿命を備えた「CAMEDIASP-510UZ」を2006年9月中旬から発売すると発表した。価格はオープンで、実売予想価格も未定という。

 「CAMEDIA SP-510UZ」は35ミリ換算で38ミリから380ミリの光学ズームレンズと、有効画素数710万画素の1/2.5インチCCDを搭載。380ミリ撮影時でもブライトキャプチャー機能によるISO 1600の高感度で撮影することが可能で、手ブレ、被写体ブレなど各種のブレを押さえることが可能だ。被写体の明るさに応じて感度を自動的に上げる「ぶれ軽減機能」を持っており、ユーザーはブレを気にせず撮影することが可能だ。

光学10倍ズームでISO4000をサポートしたCAMEDIA SP-510UZ

 さらに4倍以上の光学ズームを搭載するコンパクトデジカメでは世界初(同社)というISO 4000の超高感度をサポート。水族館など暗い場所でもフラッシュを使わずに撮影することができる(ただし、ISO 4000時は画像サイズは300万画素以下に限定される)。

 内蔵フラッシュの到達距離も長くなっており、広角側で20メートル、望遠側で15メートルまで光が到達するという。

 また単三形アルカリ電池の特性を再検討し、最適な省電力設計を行うことにより、約630枚(CIPA規格)が撮影可能という、アルカリ電池では世界最長の電池寿命を実現している。別売のニッケル水素電池を使用すると、さらに多くの枚数を撮影することも可能だ。

 動画についても、暗い場所でも色鮮やかな撮影ができる「ナイトムービー機能」を備えており、画像サイズも640×480ピクセルのVGAサイズ(毎秒30コマ)の十分な大きさだ。

 液晶モニタは2.5インチで11万5000画素。カメラ本体の大きさは105.5(幅)×74.5(高さ)×70(奥行き)ミリで、重量は325グラム。

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