ボーズは8月25日、CD/ラジオ一体型サウンドシステム「Acoustic Wave MUsic SystemII」を10月2日より販売開始すると発表した。同社直営店ならびに直販サイト「ボーズ・エクスポート・インク」でのみ販売され、価格は15万7500円。
新製品の「Acoustic Wave Music SystemII」は「Wave Music System」(レビュー)と同様の音響技術「アコースティック・ウェーブガイド・テクノロジー」を実装したCD/ラジオ一体型サウンドシステム。
この技術は、同社が管楽器やパイプオルガンが美しい響きを生みだす「管共鳴」の原理に着目して完成させた音響テクノロジー。ボディ内部に用意された共鳴管が、空気の振動を共振させて大きな音のエネルギーに変換することで、小型ボディながらも大型スピーカー並みの重低音を再現できるという。
新製品は総延長2030ミリもの共鳴管を内蔵(Wave Music Systemは1320ミリ)、筐体内部で何度も折り返す構造とすることで、より迫力ある重低音を実現した。ドライバーユニットとしては、70ミリの中高域ドライバーを2基、新開発の115ミリウーファーを1基搭載する。
中高域と低音にそれぞれアンプを設けた2チャンネルマルチアンプ構成となっており、出力は15ワット×2(中高域)/27ワット×1(低音)。どんなボリュームでもゆがみのないサウンドを実現するために、新開発のDSPも搭載した。
シンプルな操作性はWave Music Systemと同様。電源コードをつなぐだけで利用可能となるほか、カード型リモコンで各種操作が行える。音楽CD(CD-DA)のほか、CD-R/RWに記録されたMP3も再生可能だ。
本体サイズは458(幅)×267(高さ)×189(奥行き)ミリ、6.5キロ(本体のみ)。カラーはホワイトとブラックの2色が用意される。キャリングケースのほか、アウトドアでも利用可能とするバッテリーなど各種オプションも今後販売される予定だ。
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