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団塊世代へやさしいデジカメ――オリンパス「μ730」

» 2006年08月28日 16時24分 公開
[ITmedia]

 オリンパスイメージングは8月28日、操作性を追求したというコンパクトデジカメ「μ730」を10月中旬から販売開始する。価格はオープン。

 新製品は「やさしく使える」をコンセプトに、性能面よりも使い勝手の追求に重点を置き、団塊世代を意識したシニア向けコンパクトデジカメ。

photo μ730

 背面には3インチの大型液晶を搭載するほか、各ボタンのプリントも「撮る」「見る」など日本語で表記。また、大型のタイルキーを採用することで押しやすさを高めたほか、周囲が暗くなるとボタンが自動的に発光する仕組みも備えた。手ブレ/逆光/赤目をワンボタンで補正する「かんたん補正ボタン」も備える。

 「被写体を明るく撮影したい」「逆光で撮影したい」といった、「どのように撮影したいか」を選択すると目的に応じたセッティングが行われる「撮影ガイド」のほか、20以上のシーンプログラムなども備えており、カメラに不慣れなユーザーでも安心して扱える。また、ワンボタンで出荷時の設定に戻すことのできる「リセットボタン」も搭載されている。

photo 背面の大型液晶

 撮像素子は1/8型 710万画素CCDで、光学3倍(35ミリ換算38〜114ミリ)のズームレンズを組み合わせる。記録メディアはxDピクチャーカードで、約22Mバイトのメモリも内蔵する。電源にはリチウムイオン充電池を利用し、約200枚の撮影が可能(CIPA規格基準)。本体サイズは96.5(幅)×61.5(高さ)×21(奥行き)ミリ、約130グラム。

 パッケージには「写真を撮る、撮影した写真を見る/消去する」などの基本操作を、イラストを交えて説明するガイドブック「かんたんポケットガイド」が付属するほか、本製品専用の電話相談窓口も設けられる。

 主な仕様は以下の通り。

製品名 μ730
撮像素子 710万画素 1/2.33型CCD
光学ズーム 3倍(35ミリ換算 38〜114ミリ)
記録画素数 3072×2304/2560×1920/2304×1728/2048×1536/1600×1200/1280×960/1024×768/640×480/1920×1080
ISO 感度 オート、80/100/200/400/1600/3200
動画記録 動画:QuickTime Motion JPEG(フレームレート15/30fps切り替え式)、音声:WAV
背面液晶 3型
記録メディア xDピクチャーカード
撮影可能枚数 約200枚(CIPA規格基準)
サイズ 95.5(幅)×61.5(高さ)×21(厚さ)、約130グラム

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