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コンパクトな1010万画素、サイバーショット「DSC-N2」登場

» 2006年09月11日 16時33分 公開
[ITmedia]

 ソニーは9月11日、コンパクトサイズのボディに有効1010万画素CCDを搭載した“サイバーショット”「DSC-N2」を発表した。10月13日発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では5万円前後になる見込みだ。

photo “サイバーショット”「DSC-N2」

 1/1.7型の有効1010万画素Super HAD CCDを搭載し、最大3648×2736ピクセルの撮影が可能だ。レンズは光学3倍ズームのカール ツァイス「バリオ・テッサー」。35mmフィルム換算で38〜114mmとなる。

 直射日光下など、明るい場所に有効な「ダイナミックレンジ拡大」機能を新たに採用。CCDが受け取る光量を調整し、CCDの持つダイナミックレンジを最大限まで使うことができるようになった。ISO160以上の場合に限られるものの、従来機種「DSC-N1」と比較して約159%の色再現性を実現したという。

 また、ISO1600の高感度撮影に対応したことで、自分の手の揺れで起こる「手ブレ」や被写体が動くことで発生する「被写体ブレ」を防ぎ、夜景や暗い室内でもフラッシュを使用せずに撮影できる。圧縮前のRAWデータにノイズリダクションをかけることで、感度が高いときに発生しやすいノイズを抑える「クリアRAW NR(ノイズリダクション)」も搭載した。

 外形寸法は、96.7×61.1×22.7ミリ。重量はバッテリーやメモリースティック・デュオを含めた状態で約185グラム。背面の液晶モニターはタッチパネル付きの3インチ“クリアフォト液晶プラス”だ。各種設定がタッチパネル操作で行えるほか、画面上でピントを合わせたい位置に触れるとピントを合わせてくれる「フレキシブルスポットAF」、再生時に画面を左右になぞることで動画や静止画の送り/戻しなどの操作が行える「なぞり再生」、撮影した画像に文字やイラストを入れる「ペイント機能」といった機能を利用できる。

 このほか、音楽付きのスライドショー(4曲をプリセット、追加も可能)や撮影画像を本体の内蔵メモリ(約25Mバイト)にVGAサイズで自動保存する「ポケットアルバム」機能、MPEG-1動画撮影機能などを備えた。

 付属バッテリー「NP-BG1」は、1回の充電で約300枚の撮影が可能。このほか、製品パッケージには、バッテリーチャージャーや専用のUSB/AV/DC INケーブル、ソフトウェアCD-ROMなどが付属する。

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