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日立、「らくリモ」搭載のWooo3機種発表

» 2006年09月14日 14時35分 公開
[ITmedia]

 日立製作所ユビキタスプラットフォームグループは9月14日、ボタン数が少なく操作が簡単な「らくリモ」を採用したデジタルハイビジョンHDD/DVDレコーダー「Wooo」シリーズ3機種を発表した。

最上位機種のDV-DH1000SはUV塗装のピアノブラック

 らくリモは「録る」「見る」といった使用頻度の高い動作をそのままボタン化、従来に比べボタン数を約3分の1に低減している。たとえば録るボタンを押すと、電子番組表が表示され、2番組まで録画予約が可能だ。また、見るボタンを押すと、録画済み番組をジャンルや番組名で表示する「ワケ録」で表示、見たい番組を簡単に表示できる。

らくリモ

 新しいWoooでもう1つ特徴的なのは、そのデザインだ。前面を緩やかなカーブを描くように斜めにカットした「Cutting Edge Design」を採用している。また、最上位機種の「DV-DH1000S」ではUV塗装を施し、深みのある漆黒の“ピアノブラック”を表現している。なお、中位機種の「DV-DH500S」「DV-DH250S」はシャンパンシルバーとミレニアムシルバーの2色から選べる。

 チューナーは日立メディアエレクトロニクス製の全放送対応一体型チューナーを採用、地上デジタル、BS、110度CSデジタル各2系統、地上アナログ1系統の計7チューナーを搭載している。このため、デジタルハイビジョン番組をHD画質でHDDに2番組同時に録画するといったことも可能だ。

 ディスク容量は最上位機種のDV-DH1000Sで日立グローバルストレージテクノロジー社製500GB HDDを2台搭載、1テラバイトの世界最大容量を実現している。これはデジタルハイビジョン画質で128時間、EPモードでは1700時間録画できる容量だ。入出力は、HDMI端子1系統のほか、i.Link端子 S400(TS)1系統(入出力兼用、DV-DH250Sを除く)、デジタル音声(光)1系統(映像10bit/74.25MHz、音声24bit/192kHz)など多様な入出力端子を備えている。

 想定実売価格は最上位機種のDV-DH1000Sが20万円前後、DV-DH500Sが15万円前後、DV-DH250Sが12万円前後だ。

DV-DH500S(シャンパンシルバー)
DV-DH250S(ミレニアムシルバー)

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