サムスンの40V型液晶テレビ「LN40R71B」で“レーシングコクピット”を構築してみた(1/2 ページ)

ゲームを楽しむための最適な画面とは、どの程度のサイズなのだろうか? ここでは40V型という大画面液晶テレビをPS2やXbox 360と組み合わせ、ゲームプレイとの相性について、実際に試してみた。

» 2006年09月20日 13時30分 公開
[PR/ITmedia]
PR

 昔はゲームといえば、ゲームセンターでも自宅でも、基本的には14〜18型、大きくても29型程度というサイズの画面で遊ぶものだった。しかし、現在では実に幅広いサイズでゲームを楽しめるようになっている。

 外出先ではゲームボーイミクロの2インチ画面や携帯電話でちょこまかと遊んでいるかと思えば、自宅に帰ってPCの19インチ画面でオンラインゲームをプレイし、さらには、リビングのプロジェクター100インチ画面でレーシングゲームに興じる、なんてことを想定してみても、まったく非現実な生活風景ではなく、このとおりに実践している人もさほどめずらしくない程度の数は存在するだろう。

 ただ、若いうちはこうした画面サイズの違いにも素早く対応できたが、多少なりとも年齢を重ねていくと、そうもいかなくなってくる。外出先では小さい画面でも我慢せざるをえないが、やはり異様に疲れる。直後に新聞や雑誌に目を向けると、なかなか焦点が合わせられない自分に気づくほどだ。

 ましてや、自宅に帰ってまで極小画面でプレイしたくはない。先日も、何気なく懐かしさがこみ上げてきて、ゲームボーイカラー用「ゼルダの伝説」シリーズなぞを引っ張り出してきて、ゲームボーイアドバンスSPで再プレイしていたのだが、画面の小ささに耐え切れず、ストックルームからゲームキューブのゲームボーイプレーヤーを探し出し、自宅のリビングにある液晶テレビへ接続してしまった。

 しかし、ただひたすら大きければそれでいいというものでもない。100型スクリーンではレーシングなど、ある程度巨視的に画面を捉えるゲームには向いていても、細部に目を配るようなアクションゲームなどでは、なんとなく操作しずらいことがある。また、レーシングゲームと同じように思える3Dアクション系でも、なぜか酔うだけの体験になってしまう場合も多い。

ゲームには32型で十分な気もするが、せっかくなので思い切って……

 では、多彩なジャンルのゲームを楽しめる、適度な画面サイズとはどの程度なのか。また、実際の製品選択の際には、従来の家庭用ゲーム機だけでなく、PCや次世代ゲーム機にも対応可能な幅広い端子を備えていることも、現在では重要な必要条件となるだろう。

 そこで今回は、多彩な入力端子を装備したサムスンの液晶テレビ新製品“Bordeaux(ボルドー)”を試してみたのだが、これが意外なほどに自分の環境にはジャストサイズだった。このBordeaux(ボルドー)シリーズには、40V型(LN40R71B)と32V型(LN32R71B)の2モデルがラインアップされている。最初は「32V型で十分だよな……。40V型は持て余しそうだし」と考えていたのだが、せっかくなので、思い切って40V型をチョイスしてみた。すると、これがぴたりとハマったというわけだ。

photo サムスンの新液晶テレビBordeaux(ボルドー)シリーズの40V型「LN40R71B」

 40V型の何が嫌だったかというと、大きさはともかく、その重さである。しかし、貸出機が到着すると、単なる杞憂だったことに気づく。一般的な40型液晶テレビの重量は25〜30キロだが、サムスンの「LN40R71B」では本体のみなら17.8キロ、スタンド込みでも22.8キロと、1人でもなんとか持ち上げられる重さに収まっている。

 さて、これをわが家のゲーム環境の中心となる“レーシングシート”と組み合わせてみよう。ワイド40型テレビでは、画面の高さが52センチ弱となる。ご存じのとおり、1080iや720pのいわゆるHD映像では、この3倍の距離まで接近させても、画面の粗が目立ちにくく、視野角の点でも最適な視聴距離とされている。

photo

 まずは試しにと、シートにもたれかかったときの頭(目)の位置から距離を測定し、ちょうど3倍となる1.5メートルのところへ設置してみる。すると、写真のような位置関係となった。距離を気にせずに自然に置いたとしても、おそらくこうなるのではなかろうか(足の長さでペダル位置を調整するため、人によっては多少の違いは生じるが、筆者は特に短くも長くもない)。まさしく、おあつらえ向きという感じである。

photo

 また、サムスンの液晶テレビでは、以前からゲームでの使用にも重点を置いており、「ゲームモード」を用意している。これは映像メニュー内の「ダイナミック」「標準」「映画」といったプリセットモードとは同列に扱われず、設定メニューから「ゲームモード・オン/オフ」を選択可能だ。ゲームモードをオンにすると、映像および音声のプリセットモードは「ユーザー調整」のみしか選べなくなり、自動的に映像には暗部階調補正とシャープネス強調が施され、音響効果もゲーム向けに最適化される。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:日本サムスン株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年12月31日