ホームシアターは9月29日、同社が10月に販売を開始する米Optomaのフルハイビジョン対応DLPプロジェクター「Optoma HD81」の発表会を開催した。Optomaは、米国トップシェアのプロジェクター専業メーカー。ホームシアターは、スクリーンで知られるオーエスグループの民生機器販売会社で、2005年8月からOptomaのプロジェクターを扱っている。
Optoma HD81は、プロジェクションヘッドとデジタルビデオプロセッサーが分かれたセパレート型のDLPプロジェクターだ。0.95型のDC3 DMDパネルを搭載し、1920×1080ピクセルのフルハイビジョン解像度をサポート。300ワットランプと16ステップの調整が行えるアイリス(絞り)機構の採用により、最大1万2000:1のコントラスト比と1300ルーメン(ブライトモード時)の輝度を実現した。
Optoma独自の「ImageAI」技術はもちろん、さらにJEPICOの画像処理チップを搭載して階調表現の向上とともに画質調整の幅も広げた。「高輝度のプロジェクターを作るのは簡単だが、優れた色調表現を保ちつつ明るくするのは難しい。HD81がそれを両立できた秘密は、300ワットのランプとチップセットだ」(Optoma、アジア・太平洋地区担当ジェネラルマネジャーのTelly Kuo氏)。
「Optoma HD81」は、10月19日に発売予定だ。カラーはパールホワイトのみ。価格は99万7500円となっている。
現在、ホームシアターが家庭向けに販売しているOptoma製品は、DVDプレーヤーやスピーカーを一体化したオールインワン型プロジェクターの「Movie Time DV10」、ミッドレンジモデルの「Optoma HD72i」だ。今回、ハイエンドモデルのHD81が加わったことで「ある意味、フルラインアップになった」(同社)。また同社では、Optomaのビジネス向けデータプロジェクターも順次投入する予定だ。
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