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レビュー2006年10月06日 05時53分 更新
レビュー:小型軽量ボディに多機能を凝縮――ニコン「D80」 (1/4)ニコンの中級デジ一眼「D80」を使ってみた。昨春発売の「D70s」の後継機であり、昨年末発売の中級機「D200」と同等のCCDやファインダーを搭載する。小型ながら充実した機能と操作性が見どころだ。ニコン「D80」は、普及機「D70s」と中級機「D200」の中間に位置するデジタル一眼レフだ。ボディは、D70sやD200より小さくて軽く、本体重量は約585グラム。ニコンのデジ一眼としてはローエンド機「D50」に次ぐ軽さで、サイズはD50とほぼ同寸である。 外装は樹脂製で、高級感があるとはいえないが、安っぽいほどでもない。製品の位置付けと同じく、中くらいの質感といったところだ。ただし前面右側の製品名を記したロゴ部がややチープな印象なのが惜しい。デザイン的には、グリップ部に赤い三角をあしらった従来の基本イメージを踏襲しながら、ペンタプリズム部の形状を変更するなどして、全体的にはこれまでより親しみやすい印象になっている。 ホールド感は良好で、標準ズームの「AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-5.6G(IF)」や、新発売の高倍率ズーム「AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)」など小型のズームレンズを付けた際のバランスがいい。望遠ズームなど大型のレンズを使う場合は、オプションのバッテリーグリップを使ってボディ側をより重くすることも可能だ。 電源を入れるとほぼ瞬時に起動し、上面のモノクロパネルに撮影情報が表示される。シャッターボタンを半押しすると11点測距のAFがてきぱきと作動し、たとえ多少薄暗いシーンでもすんなりとピントが合う。そして、シャッターを押し切ると比較的静かなシャッター音が鳴り、素早く撮影ができる。公称値の起動時間約0.18秒や、レリーズタイムラグ約80msはD200よりやや劣るが、起動から撮影・再生までのレスポンスは非常に快適だ。特に、撮影時の作動音や振動が少ない点には好印象を受ける。
ニコン「D80」に「AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)」を装着
「AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-135mm F3.5-5.6G(IF)」を135mm側にすると、前玉部分が長く突き出る
マウントの右側にファンクションボタンを装備。感度表示や格子線表示など、好きな機能を割り当てられるクラス最大倍率のファインダー撮影モードはプログラムAEのほか、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル、7種類のデジタルイメージプログラムに対応し、上部のダイヤル操作で切り替える。また絞りやシャッター速度は、グリップ部の前後にある2つのコマンドダイヤルでそれぞれダイレクトに調整できる。コマンドダイヤルが1つではなく、2つあるのは中級機ならではだ。 ボタン類の数も比較的多い。ボディ上面には、測光、露出補正、ドライブモード、AFモードの各ボタンがあり、レンズの付け根部分には、ストロボモード/調光補正、オートブラケット、フォーカスモード、プレビューなどのボタンやレバーを備えている。背面には、ホワイトバランス、ISO感度、画像モード、AE/AFロック、削除などのボタンがある。 いくつかのボタンの位置や設定方法は、従来の製品から若干変わっているが、基本的な配置や操作はこれまでとほぼ変わらない。ニコンユーザーならすんなりと扱えるはずだ。操作面での大きな改良といえるのは、再生時の拡大・縮小がそれぞれの専用ボタンを使ってダイレクトに行えるようになったことだろうか。 またメニュー画面は、全項目を表示する「フルメニュー」のほか、基本的な機能や設定だけが表示される「シンプルメニュー」、任意の項目のみを表示できる「マイメニュー」の計3タイプから選べるようになった。非常に多機能なカメラなので、フルメニューでは自分にとって必要がない機能や設定まで表示されてしまう。そこでマイメニューを選び、不要な項目を非表示にしておけば、メニューの項目選択がよりスムーズになる。
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