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昨夏全米で公開され、1億ドル突破の大ヒットを記録。女性経験のない40歳男性の脱童貞への苦難の道のり描いたドタバタ・コメディが、10月26日にDVDリリースされる。
本編は劇場公開版よりも17分長い無修正完全版で、特典はジャド・アパトー監督と主演スティーヴ・カレルらによるオーディオ・コメンタリー、別テイク集、脱毛シーンの舞台裏、未公開シーン集、NGシーン集などを収録。
ロスの家電量販店に勤めるアンディは、女性よりもゲームやフィギュア収集に熱中する40歳。同僚とのつきあいもほとんどなく、「なんか変なやつ」と誤解されているが、その夜は珍しくポーカー・ゲームに誘われる。男同士の下ネタ応酬がはじまると、アンディが童貞であることがバレてしまい、「必ず男にしてやる」と、同僚たちのおせっかいが始まる。そんな中、アンディは店の向かいで働くトリシュと親しくなり、デートを重ね、2人は20回目のデートでセックスすることを約束するが…。
主演・脚本・製作総指揮のスティーヴ・カレルは、「サタデー・ナイト・ライブ」出身のコメディ俳優。イギリスの人気TVシリーズをリメイクした「The Office」でゴールデングローブ賞の主演男優賞を受賞し、映画では「ブルース・オールマイティ」「奥さまは魔女」などに出演後、本作で一躍人気俳優の仲間入りを果たした。正月にはサンダンス映画祭で絶賛を浴びたファミリー・コメディ「リトル・ミス・サンシャイン」の公開も控えている。
バツイチ子持ちのトリシュ役をキャサリン・キーナーが好演。「カポーティ」「マルコヴィッチの穴」で2度のアカデミー賞にノミネートされた実力派女優だ。
監督は「ケーブル・ガイ」の製作や「ディック&ジェーン 復讐は最高!」の脚本など、ジム・キャリー作品をメインに手掛けてきたジャド・アパトー。
オタクで、いいひとで、女性にはオクテな40男のアンディは、脱童貞が最重要課題ではなく、目指すはあくまで純愛。そんな彼をバカにするのではなく、愛情を注いで、今年一番の愛すべきキャラクターに仕立て上げた。脱童貞にあの手この手の作戦を吹き込む同僚たちも、かなりいい味。
アンディは彼らのアドバイスに従って、変態女に誘惑されそうになったり、胸毛の処理を強いられたり、次から次へとトホホなシチュエーションに巻き込まれていく。「電車男」もしくは「アメリカン・パイ」の中年版といったところ。下ネタ満載だが、笑って、笑って、ちょっといい話にホロリとさせられ、不思議なことに後味は爽やか。女性も楽しめる作品なので、タイトルのインパクトに負けずに、ぜひともご覧ください。
関連サイト:http://www.eiga.com/official/40DT/(公式サイト)
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