ソリッドアコースティックスは10月16日、同社の販売する「12面体スピーカー」のフラグシップシステムとして「#1019」を10月19日より販売開始すると発表した。価格は84万円。
新製品は同社が2003年に発売した同名製品「#1019」へ改良を加え、システム構成やアンプ部にも機能強化を施したモデル。12面体のスピーカーユニットには各面に1個、自社開発の50ミリ系フルレンジスピーカーを搭載し、360度の無指向性を実現している。
組み合わされている専用のプリメインアンプはプリ段に真空管(12AU7)、パワー段にはデジタルアンプが採用されている。真空管ならではの暖かみのある音色をいかしながらも、デジタルアンプを組み合わせることで高い効率を実現した。
システムには自社開発のサブウーファーも組み合わされており、チャンネル構成としては2.1chとすることで全帯域の音のつながりをより滑らかなものとした。このサブウーファーは200ミリ径のユニットを搭載したケルトン方式(バスレフのウーファー前面をカバーし、ダクトからの低音を聞く方式)で、歪みの少ない低音再生を可能にしたという。
アンプユニットはスピーカーセレクターも設けられているほか、イコライザーのON/OFF可能となっており、12面体スピーカー以外の利用したリスニングスタイルにも対応する。定格出力は100ワット×2(6オーム)。
サイズは、12面体スピーカーが186(幅)×186(奥行き)×186(高さ)ミリ、2.6キロ(スタンド含まず)。アンプが486(幅)×261(奥行き)×88(高さ)、6.2キロ。サブウーファーが270(幅)×340(奥行き)×388(高さ)、11.8キロ。
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