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TDK、ハイビジョン録画対応のBDディスクを発売

» 2006年10月25日 15時06分 公開
[ITmedia]

 TDKは、デジタルハイビジョン放送に対応した録画用Blu-ray Disc「BD-R」(追記型)、「BD-RE」(書き換え型)を11月15日に発売する。カートリッジなしのベアタイプで1層25Gバイト。2倍速記録対応だ。同社はこれまでデータ用のみベアタイプを発売しており、録画用はカートリッジ入りだった。今回のディスクは同社として初めての録画用ベアタイプBlu-rayディスクになる。

 TDKではこのディスクはハイビジョン録画をターゲットとしたものとしており、BSデジタル放送(転送レート24Mbps時)の場合は約130分、地上デジタル放送(転送レート17Mbps時)の場合は約180分のハイビジョン映像を高画質のまま録画できる。気になるのはベアディスクとしての耐久性だが、同社によれば、今回発売の「BD-R」、「BD-RE」にもTDK独自のハードコーティング技術・DURABIS2(デュラビス2)を採用し、信号記録面をキズや指紋などのヨゴレから守るという。また、Blu-ray DiscでTDKが初めて実用化した、高精度スピンコートによるカバー層形成技術が、平滑な記録面を実現し、安定した録画/再生を可能にしている。

 価格はオープン。また、同社では2層50Gバイトタイプについては2007年春、発売予定だという。

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