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ケンウッド、WMA書き出しの可能なミニコンポ

» 2006年10月30日 17時08分 公開
[ITmedia]

 ケンウッドはデジタルオーディオプレーヤーとの接続/連係機能を重視したミニコンポ「UD-A77」「UD-A55」、UD-A55のレシーバー単体「RD-UDA55」を10月下旬より順次、販売開始する。価格はいずれもオープンで、実売想定価格はUD-A77が5万3000円前後、UD-A55が4万3000円前後、RD-UDA55が3万4000円前後。UD-A77はMDデッキを備える以外、同様となっている。

photophoto UD-A77(左)、UD-A55(木目)(右)

 新製品はいずれもUSB端子を備えており、セットしたCDをリッピングし、WMA形式でUSB接続端子を備えたデジタルオーディオプレーヤー(マスストレージクラス対応に限る)やUSBメモリへ転送できる。転送速度は4倍速。USBデバイスに収録されている音源(WAM/MP3)の再生も行える。

 背面にはSDカードスロットも用意されており、SDメモリーカードへの録音(WAM形式)とカードからの再生も可能。MDやラジオのほか、接続した外部機器のソースも録音でき、録音したデータは本製品を介してデジタルオーディオプレーヤーやUSBメモリへムーブすることも可能だ。

photophoto UD-A55(シルバー)(左)、UD-UDA55

 データ処理に用いられるDSPにはTIの「32bit Floating Point DSP」を採用することで、オリジナルのクオリティを損なうことなくWMAへの変換やWMA/MP3を再生するという。圧縮音源に補正を施し、音質を向上させる独自技術「Siuperme」(サプリーム)も実装されており、自然でリアルな音楽再生を実現するという。

 UD-A77/55に付属するスピーカーは25ミリツィーターと100ミリウーファーを備えた2ウェイバスレフ型。ツィーターホーンの形状を上下左右非対称とすることで、回折波や屈折波による影響を低減したほか、キャビネットには共鳴を抑えるMDF材を採用した。

 本体サイズはUD-A77が240(幅)×121.5(高さ)×331.8(奥行き)ミリ、5.8キロ。UD-A55が240(幅)×121.5(高さ)×331.8(奥行き)ミリ、5.3キロ。

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