「セグウェイ」人気は相変わらず：LifeStyle Weekly Access Top10

[芹澤隆徳，ITmedia]

ITmedia LifeStyle
Weekly Access Top10

10月20日〜10月26日

1位 セグウェイに乗ると“人に勧めたくなる”理由

2位 セグウェイ、国内価格は88万2500円

3位 CEATECで見つけた4つの次世代トレンド

4位 ヤマハ、125cc相当の燃料電池二輪車を開発

5位 Nike＋iPodで“ワークアウト”してみた

6位 SO903iをポータブルオーディオとしてチェックする

7位 ソニー、ロケフリTVボックス「LF-BOX1」の発売日を変更

8位 氷の透明度を持つiPodケース「ICEWEAR nano 2G」

9位 HD DVD v.s. Blu-rayは“決着つかず”

10位 iPodも再生できるピアノ調のHi-Fiラジオ――TEAC online

　先週のアクセスランキングでは、セグウェイ国内発売の速報と詳報が1／2位となった。アクセルやブレーキは搭載せず、体重移動だけで動作を制御するセグウェイは「誰でもすぐに乗りこなせる」ユニークな電動二輪車だ。試乗会の様子を知り、乗ってみたくなった人も多いのではないだろうか？

「Segway PT」は、充電式の立ち乗り電動二輪車。排気ガスを出さず、屋内での使用にも適している

　現在のところ、セグウェイを公道で使用することはできない（記事参照）。このため日本SGIは、大規模な工場や物流センター、ゴルフ場といった広大な場所の移動手段として提案していく方針だという。もっとも、88万2500円という価格では、仮に公道を走ることができても普及には至らないと思われるから、業務用途を入り口にするのはごく自然な流れだ。

　“Ginger”や“IT”などと呼ばれていた頃、「夢の乗り物」「魔法のスニーカー」と言われたセグウェイ。それが極めて堅実で現実的な用途に落ち着いたのは少し残念な気もする。しかし、気を落とすことはない。日本SGIでは、ショッピングモールやアミューズメント施設なども有望な市場と捉えているため、今後はセグウェイを目にする（あるいは乗る？）機会が増えてくるかもしれない。そのときは、笑顔で軽やかに乗りこなしたいものだ。