ヤマハ、HDMI 1080p出力対応のユニバーサルプレーヤー2機種

[ITmedia]

　ヤマハは10月31日、ユニバーサルプレーヤー新製品2機種「DVD-S2700」「DVD-S1700」を発表した。12月上旬から発売する。価格は「DVD-S2700」が12万6000円、「DVD-S1700」が6万3000円。

ユニバーサルプレーヤー新製品2機種「DVD-S2700」（左）「DVD-S1700」（右）

　両機種ともに、さまざまな種類のメディアを再生できるユニバーサル仕様のプレーヤー。DVDビデオや音楽CDのほか、DVDオーディオ、Super Audio CD（SACD）、DVD-R/-RW（ビデオモード）、DVD+R/+RW、スーパービデオCD、CD-R/RWなどをサポート。CD-R/RWに記録したMP3/WMAファイルやJPEGファイル、DivX動画も再生できる。

　1本のケーブルで映像と音声を高品位にデジタル伝送できるHDMI（ver.1.1）端子を1系統装備。現在のHDMIの最高スペックである1080p出力に対応しているほか、480iから480pへのI/P変換、および720p/1080i/1080pへのビデオアップスケーラー機能を搭載。DVDビデオやDVDオーディオのマルチチャンネル音声のデジタル伝送にも対応。

　DVD-S2700は、回路間の干渉を防ぐマルチルーム構造、高剛性・防振性メカニズム、オーディオ回路専用トランス、電源シールドカバー、高音質パーツ、シーラスロジック社製高性能オーディオDAC（全ch搭載）などで、高音質を徹底的に追求。DVD-S1700ではシンメトリーなパーツレイアウトや、音声回路部と映像回路部のエリア分離による信号の相互干渉排除など、高音質回路設計を採用している。また両機種ともに、オーディオ再生時の音の純度を高めるオーディオダイレクトモードを搭載。

　インタフェースは、ビデオ関連がHDMI×1系統、D2×1系統、コンポジット×1系統、Sビデオ×1系統（DVD-S2700はコンポーネント×1系統も装備）。オーディオ関連が光デジタル×1系統、同軸×1系統、2chアナログ×1系統、5.1chチャンネル音声×1系統。

　同社の新DSP AVアンプ「DSP-AX2700/1700」との統一感を図ったデザインを採用している。サイズはDVD-S2700が435（幅）×308.5（奥行き）×107（高さ）ミリ・重さ約6.3キロ、DVD-S1700が435（幅）×284.5（奥行き）×87（高さ）ミリ・重さ約3.3キロ。