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今度は「ソーラー充電器」と「使い捨てないカイロ」、三洋「eneloop」

» 2006年10月31日 17時57分 公開
[ITmedia]

 三洋電機は10月31日、「eneloop」ブランドを冠したロハス商品群「eneloop universe」(エネループ・ユニバース)の第1弾商品として、ソーラー充電器「N-SC1S」と充電式カイロ「KIR-S1S」を発表した。

photo 「N-SC1S」ピラミッド型のデザインで、太陽の位置によって角度を変える2通りの設置が可能だ

 「N-SC1S」は、太陽光で発電してeneloopに充電するソーラーチャージャー。ピラミッド型の筐体にHIT太陽電池パネルと円筒形リチウムイオン電池3本を内蔵。発電すると、まずリチウムイオン電池に充電し、その後でeneloop(ニッケル水素充電池)に急速充電する仕組みだ。これにより、天気や時刻に左右されがちな太陽光発電の問題を解消した。充電時間は、単3形eneloopが1〜2本の場合で約150分、3〜4本なら約300分。またUSB端子から電力を供給することもできる。

 外形寸法は、180(幅)×160(長さ)×70(高さ)ミリ。重量は約550グラム。

使い捨てないカイロ

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 「KIR-S1S」は、リチウムイオン充電池を内蔵した「使い捨てないカイロ」。付属のACアダプタを使って充電することで、約500回利用できる。また、使い捨てカイロと異なり、「強/弱」スイッチで温度を調節したり、オン/オフスイッチで「使いたいときだけ使い、エネルギーを節約できる」(同社)のも特徴だ。

 熱源はPTCヒーター。表面温度は「強モード」の場合で約43度、「弱モード」では約41度となる。使用時間は「強モード」で約5時間、「弱モード」で約6時間。充電には約5時間かかる。外形寸法は62(幅)×84(長さ)×19(厚さ)ミリ。重量は約85グラム。

 なお、「eneloop universe」は、神宮外苑前で同日開幕した「東京デザイナーズウィーク2006」のコンテナグラウンドで公開されている。

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