松下、3CCDと光学式手ブレ補正ジャイロを搭載したビデオカメラ「NV-GS320」

[ITmedia]

　パナソニックは1月5日、3CCDと光学式手ブレ補正ジャイロを搭載したmini DVビデオカメラ「NV-GS320」を発表した。1月25日発売予定で価格オープンプライス。店頭では7万円台半ばになる見込みだ。

「NV-GS320」。記録メディアはmini DVカセットテープ

　1/6インチの3CCDと光学10倍ズームレンズ（46.7〜467mm、ワイド動画撮影時）を搭載。レンズはライカディコマーレンズで、レンズ入力後の光に生じやすい焦点のズレ「色収差」を低減する低分散ガラスを採用している。また光学式手ブレ補正ジャイロの搭載により、高倍率ズーム時や薄暗いシーンなどでも手ぶれを押さえた撮影が可能だという。また、最大310万画素の静止画撮影にも対応。SDカード（SDHC対応）に最大2048×1512（4：3）ピクセルで記録できる。

　不像バッテリーによる連続撮影時間は、ファインダー使用時で約1時間15分。電源オン／オフやズーム操作などをくわえた“実撮影時間”は約30分（ファインダー使用時）となっている。

　外形寸法は、84（幅）×140（奥行き）×77（高さ）ミリ。バッテリーやmini DVカセットを含む撮影時重量は約515グラム。液晶画面は2.7インチワイドで、液晶の開閉動作やファインダーの引き出し・収納と連動して電源をオン／オフする「カンタンON／OFF」、アイコンの機能と意味を解説してくれる「ヘルプモード」などを搭載した。起動から約1.7秒で撮影可能になる「カンタンクイックスタート」も特徴だ。

　付属品は、ACアダプタ、電源コード、ワイヤレスリモコン、USBケーブルなど。特殊効果やテロップ、BGM用オーディオトラックなどを追加できる高機能動画編集ソフト「MotionDV STUDIO 5.6J LE for DV」と初心者向け編集ソフト「SweetMovieLife1.0J」をバンドルする。対応OSは、Windows 2000 SP4以上。CPUはPentium III/800MHz以上。