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ビクター、HDD「Everio」にF1.2レンズ搭載のスタンダード機など

» 2007年01月15日 16時56分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは1月15日、HDDビデオカメラ「Everio」の新製品「GZ-MG275」「GZ-MG255」「GZ-MG155」を2月上旬より順次販売開始する。価格はすべてオープンで、実売想定価格は「GZ-MG275」が12万円前後、「GZ-MG255」が11万円前後、「GZ-MG155」が9万円前後。

photo 「GZ-MG275」(左)と「GZ-MG255」(中央)(右)

 いずれも単板式CCDを搭載しており、撮像画素は「GZ-MG275」「GZ-MG255」が1/3.9インチ 218万画素CCD、GZ-MG155が1/6インチ 107万画素CCDをそれぞれ搭載する。上位機種の「GZ-MG575」「GZ-MG555」と同様のノイズリダクション機能を進化させた新型画像処理エンジンを搭載しており、S/N比を従来比で30%向上させた。

 付属のドッキングステーション「エブリオドック」では充電のほか、DV出力端子(i.Link端子)を利用して、DVDレコーダーなどへのデジタルダビングが行える。また、別売のDVDライター「CU-VD10/20」を組み合わせれば、PCなしでもオリジナルDVDの作成が行える。

photo GZ-MG155

 HDD容量は「GZ-MG275」が40Gバイト、「GZ-MG255」と「GZ-MG155」が30Gバイト。最長で約50時間(GZ-MG255/155は約37時間30分)の録画が行えるほか、最高画質のウルトラファインでも約9時間30分(7時間10分)の録画が行える。

 GZ-MG275/255はF1.2という非常に明るいレンズ(ワイド端。35ミリ換算で45〜457ミリの光学10倍ズーム)を搭載し、GZ-MG155は光学32倍(35ミリ換算で35〜1376ミリ)という高倍率の望遠レンズを備えるが特徴。

 本体サイズはいずれも66(幅)×71(高さ)×110(奥行き)ミリ、約400グラム(「GZ-MG275/255」)、約370グラム(GZ-MG155)。

 また、専用DVDライターの新製品「CU-VD20」も発売される。対応EverioとUSBケーブルで接続するだけでPCレスでDVDが作成可能。作成したDVDはEverioの液晶モニタあるいはEverioと接続したテレビで確認できる。対応メディアはDVD-R/RWで、記録フォーマットはDVDビデオ。実売想定価格は2万5000円前後で、PCに接続すれば、外付けのDVDドライブとしても利用できる。

photo CU-VD20

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