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SDも使える最速顔検出8.3メガ機「FinePix F40fd」

» 2007年01月25日 14時10分 公開
[ITmedia]

 富士フイルムは1月25日、コンパクトデジカメ新製品「FinePix F40fd」を発表した。2月下旬から発売する。価格はオープンで、実売想定価格は4万4800円前後。

 新製品は昨年10月に発表されたFinePix F31fdの後継機。第6世代「スーパーCCD ハニカムVI HR」を1/1.6型有効830万画素と高画素化した(F31fdは有効630万画素)ほか、映像エンジン「リアルフォトエンジンII」搭載でISO 2000という高感度撮影を可能にした。

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 記録メディアは同社が従来から採用しているxD-ピクチャーカードに加えて、SDメモリーカードも使用できる「デュアルスロット」を新搭載(両メディアは排他利用で、xDとSDの同時使用はできない)。本体には25Mバイトのフラッシュメモリも内蔵。

 本体はスタイリッシュなデザインにリニューアル。サイズは95.7(幅)×23.3(奥行き)×59(高さ)ミリ・重さ約155グラム(本体のみ)と小型軽量に仕上げている。背面液晶は2.5インチ。レンズは光学3倍「フジノン」レンズを搭載。35ミリ判換算で36〜108ミリに相当し、開放F値はF2.8〜5.1。

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 顔検出機能は最短約0.05秒で最大10人の顔を一度に検出。フレーム内の人物の顔にあわせてピントと明るさを自動設定するほか、検出された顔がきれいに撮影できるよう、露出も最適化される。また、最適な発光量と感度を自動設定して白とびを防ぐ「iフラッシュ」とも連動。

 ISO感度とシャッター速度が自動設定して手ブレと被写体ブレを防ぐ「ブレ軽減モード」や、一度のシャッターでノンフラッシュ撮影とフラッシュ撮影を行う「高感度2枚撮り」機能なと多彩な撮影モードを備える。

 高速なワイヤレス転送を可能にする「高速赤外線通信(IrSimple)」機能を搭載しており、同社の「Pivi」などの対応プリンタや携帯電話などに撮影した画像を転送できる。

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