　新製品は“簡単操作”を追求するシリーズのフラグシップモデル。新開発の1/1.8インチ 800万画素CCDを搭載したほか、「世界最高感度」（同社）というISO 10000までの高感度撮影を可能にしたことで、一層の手ブレ／被写体ブレ低減が可能となった。ISO 10000撮影時は画素数は300万画素相当となってしまうが、800万画素のままでも、ISO 3200の高感度撮影が行える。ISOはマニュアル操作での設定も可能。

　光学3倍ズームレンズを搭載し、焦点距離は35ミリ判カメラ換算で35～105ミリ。開放F値は2.8～4.7。4倍のデジタルズームも備えており、光学レンズとあわせて最大12倍の望遠が行える。

　シーンモードには、オート／ぶれ軽減／ポートレート／風景／夜景などが用意されており、高感度撮影でブレや赤目を予防できる「ペットモード」も追加された。また、内蔵フラッシュの到達距離も20メートル確保されており、薄暗い場所や人物込みの夜景撮影などで力を発揮する。

　シリーズのコンセプトである“簡単操作”も継承されており、「どなたでも迷わず」（同社）操作できるようにボタン配置や機能数／説明方法などが工夫されている。利用頻度の高い撮影／再生／消去ボタンは独立しているほか、シーンダイヤルを動かすと説明が液晶画面に表示される「ガイド」機能も搭載されている。

　本体サイズは94（幅）×56.5（高さ）×22.3（厚さ）ミリ、約115グラム（本体のみ）。利用記録メディアはxD-ピクチャーカード。約20Mバイトのメモリも内蔵している。リチウムイオンバッテリー（LI-42B）によって、約190枚（CIPA基準）の撮影が可能だ。

伊藤桂司氏が選んだブラック――「μ730」に限定色
オリンパスのコンパクトデジカメ「μ730」がイラストレーター・アートディレクター伊藤桂司氏の選んだ限定色「クリエイティブブラック」を身にまとい、台数限定で発売
真央ちゃん好みのアイスピンク――「μ750」に限定色
オリンパスが、フィギュアスケーターの浅田真央さんが選んだスペシャルカラー「μ（ミュー）750 アイスピンク」を限定発売。
オリンパス、5メートル防水デジカメ「μ725SW」
オリンパスイメージングは耐衝撃性を備えたコンパクトタイプでは世界初（同社）という水深5メートルまでの水中撮影が可能なデジカメ「μ725SW」を11月下旬より販売開始する。
オリンパス、1000万画素CCD＆ISO 6400の「μ1000」
オリンパスは1000万画素CCDを搭載したコンパクトデジカメ「μ1000」を10月中旬より販売開始する。ISO 6400という超高感度撮影も可能だ。