ウォークマンから携帯電話まで対応、さらに使いやすさを高めたオーディオソフト「BeatJam 2007」マルチデバイス時代のオーディオソフト(3/3 ページ)

» 2007年03月01日 00時00分 公開
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オンラインでの音楽検索、購入ももっと簡単に

 楽曲数が多く、新譜はもちろん店頭ではなかなか購入できない旧譜なども購入できるのがインターネット音楽配信サービスの魅力だが、ジャストシステムではBeatJamユーザー向けに「Music@Life」という音楽ポータルサイトを提供している。“BeatJamと組み合わせて、もっと音楽を気軽に楽しむ”ために、ダウンロード購入した音楽を再生、デジタルオーディオプレーヤーに転送できることはもちろん、音楽を探す、購入するといった使い勝手に配慮したサービスが特徴だ。

 ジャストシステムが運営する決済サービス「@Lifeレジ」に対応しており、国内最大級の音楽配信サイトである「mora」と提携。「@Lifeレジ」にユーザー登録、クレジットカードの登録を済ませておけば、「mora」では購入したい曲の選択、確認の2ステップ操作だけでダウンロード購入が可能。ダウンロード購入した音楽は「BeatJam 2007」に自動登録されるので、すぐに楽しめる。

photo 「BeatJam」シリーズユーザーだけが利用できる音楽ポータルサイト「Music@Life」。「@Lifeレジ」会員になっておけば、音楽配信サイト「mora」にも共通のIDでログインし、面倒な情報入力なしに、簡単に音楽をダウンロード購入できる

 moraでの楽曲検索については、独自の「クリックサーチ」が利用可能。とにかく一覧性と検索性を重視したシンプルで分かりやすいユーザーインタフェースで、ジャンル/アルバム/アーティスト別の一覧からマウス操作で絞り込んでいくだけでお目当てのアーティストやアルバム、楽曲を検索できる。試聴も一覧画面のまま行え、「購入」をクリックすれば購入画面に切り替わり、すぐにダウンロード購入を行える非常にシームレスなインタフェースだ。

photo マウス操作だけでアルバムや楽曲を簡単に検索できるのが独自の「クリックサーチ」。一覧性重視で検索性が高いほか、アルバム写真の上にマウスカーソルを移動するだけで収録曲の一覧も表示可能といった便利な機能も備える。試聴も一覧から曲名をクリックするだけと非常に簡単だ

多様化する音楽の楽しみ方に対応、わがままに応える「BeatJam 2007」

 デジタルオーディオプレーヤーや音楽配信サービスの普及は、確実に音楽の楽しみ方を多様化させている。そこで欠かせないのがオーディオソフトだが、従来のソフトは特定の音楽配信サービスやデジタルオーディオプレーヤーに縛られていた。邦楽に強い音楽配信サービスと洋楽に強い音楽配信サービスの両方を利用することだけを考えても、多くの場合オーディオソフトを使い分けなければならなかったのだ。

 「BeatJam 2007」もすべての音楽配信サービスに対応しているわけではないが、邦楽では配信数最大の「mora」、「HMVデジタル」を筆頭に洋楽にも強いWindows Media DRM対応の音楽配信サイトでダウンロード購入した音楽を一括管理し、このソフト1本だけでシームレスに楽しめる。多種多様な音楽を楽しむ人はこの点だけも十分魅力的に感じるだろう。

 「デジタルオーディオプレーヤーは1台しか持っていないよ」という人も多いと思うが、携帯電話には音楽再生機能がほぼ標準搭載されつつあり、デジタルオーディオプレーヤーと使い分けをしている人はすでにいるだろ。それに、「携帯電話を買い換えたら携帯で音楽を楽しみたい」という人もいるだろう。

 「BeatJam 2007」なら「ウォークマンと携帯電話を使い分けています」という場合でもオーディオソフトを使い分ける必要が無いし、カスタムサーチを活用すればプレーヤーに応じた適切な音楽転送も行える。

 携帯電話をデジタルオーディオプレーヤーがわりにしていたが、やっぱり単体プレーヤーも購入して使い分けたいといった場合にも、「BeatJam 2007」を利用すれば製品選択の幅が広がるのだ。

 これ以外にも家族でPCを共用しているが、使っているデジタルオーディオプレーヤーは異なるのでオーディオソフトも別々といった場合にも、「BeatJam 2007」ならすっきり1本化が可能な場合も多々あるはずだ。

 すでに触れたとおりPCでの音楽プレーヤーとしての基本機能も充実。最新OSであるWindows Vistaにも対応済みで、買ったばかりのWindows VistaプレインストールPCはもちろん、現在Windowsを使用しているが、WindowsVistaへのアップグレードを予定している人も安心して利用できる。今使っているオーディオソフトにはちょっと不満がある、といった人も注目してみるとよいだろう。

photo もちろんWindows Vistaにも正式対応。すべての機能を安心して利用できる

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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日