パナソニックは3月1日、デジタル3波チューナー搭載のDVDレコーダー「ハイビジョンDIGA」の新シリーズを発表した。1TバイトHDDを搭載した「DMR-XW51」などHDD内蔵タイプ3機種、およびVHS一体型2機種の計5機種をラインアップ。4月1日から順次発売する予定だ。
好みのジャンルだけを表示して、番組検索を容易にする「ジャンル別番組表」や、新番組の第1話を自動録画してくれる「新番組おまかせ録画」を新搭載。HDMIコントロール機能「VIERAリンク」は“ver.2”に進化した。価格と概要は下記の通り。
型番 | DMR-XW51 | DMR-XW31 | DMR-XP11 | DMR-XW41V | DMR-XP21V |
---|---|---|---|---|---|
HDD容量 | 1Tバイト | 500Gバイト | 250Gバイト | 500Gバイト | 250Gバイト |
VHS | - | - | - | ○ | ○ |
実売想定価格(※1) | 20万円前後 | 13万円前後 | 8万円前後 | 16万円前後 | 12万円前後 |
カラー | ブラック | シルバー/ブラック | シルバー | ブラック | シルバー |
発売日 | 4月1日 | 4月1日(ブラックは5月1日) | 5月1日 | 4月1日 | 5月1日 |
「ジャンル別番組表」では、スポーツや映画など好みのジャンルを選択すると、ラテ欄形式の番組表の中で他ジャンルの番組が暗くなり、目的の番組を見つけやすくなる(写真参照)。また、選んだチャンネルだけを表示する「お好み番組表機能」も搭載。自分だけのオリジナル番組表を作れるほか、地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送、それぞれの番組表をシームレスに表示できるなど柔軟性を向上させた。
「新番組おまかせ録画」は、その名の通り、番組タイトルの「新」マークを自動検出し、見逃しがちな第1話目を自動的に録画してくれる機能。第1話を視聴したあと、2話目以降の録画予約も簡単に行える。
「VIERAリンク Ver.2」は、新たに設定の手間を省く機能などが盛り込まれた。対応するVIERAは、1月末にリリースされた液晶VIERA6機種(関連記事1、2)。新しいDIGAを接続すると、VIERAに設定されているチャンネル設定情報や地域情報をHDMI経由でDIGAに転送する。
また、VIERAのリモコンで「見ている番組を録画」を選択すると、わずか3秒で録画が開始されるようになった。従来製品では、録画開始まで10秒以上を要していたが、新製品ではDIGA側の電源管理を改良するとともに、VIERAリンクでテレビの電源の状態を監視。「テレビがオンのときは、DIGAも高速復帰できる状態で待機する」(同社)という。
このほか、デジカメ写真の保存・再生から印刷まで行える「テレ写」、音楽CDから楽曲を8倍速相当でHDDに取り込み、再生できる音楽保存・再生」(DMR-XW51/XW31/XW41Vのみ)などの機能を搭載。高画質回路「美画質エンジン」などを従来モデルから継承した。
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