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1Tバイトモデルも登場、新番組を見逃さない「ハイビジョンDIGA」

» 2007年03月01日 15時45分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは3月1日、DVD/HDDレコーダー“ディーガ”の新製品として「DMR-XW51」「DMR-XW31」「DMR-XP11」を4月1日より販売順次開始すると発表した。HDD容量以外はほぼ共通の仕様となっており、価格はいずれもオープン。

photophoto 「DMR-XW51」(左)と「DMR-XW31」のシルバー。デザインは共通だ
製品名 HDD容量 実売想定価格 カラー 発売日
DMR-XW51 1Tバイト 20万円前後 ブラック 4月1日
DMR-XW31 500Gバイト 13万円前後 シルバー、ブラック 4月1日(ブラックは5月1日)
DMR-XP11 250Gバイト 8万円前後 シルバー 5月1日

 昨年7月に発表された「DMR-XW50」ら(関連記事)の後継機種。デジタル放送特有のノイズを抑え、高画質なハイビジョン録画/再生を可能にする高画質化回路「美画質エンジン」を引き続き搭載するほか、最上位機種の「DMR-XW51」は1080p出力機能を搭載しており、対応テレビと組み合わせることでより高精細な映像を楽しめる。チューナーはもちろん3波対応のデジタルチューナーを搭載。XP11を除く2モデルは、デジタル放送の2番組同時録画に対応している。

 対応機器をHDMIケーブル1本で接続するだけで集中コントロールが可能になる、「VIERA Link」(関連記事)はVer.2にバージョンアップし、ビエラ側で設定されたチャンネル/地域情報が自動的に本製品へ転送される。また、ビエラ側からの録画操作も高速化が図られ、リモコン操作から3秒で見ている番組の録画が開始できるようになった。

photo 「DMR-XP11」

 デジカメで撮影した写真の記録されたSDメモリーカードをセットすると、自動的に操作メニューが立ち上がり、テレビの大画面で写真が楽しめる「テレ写」機能も搭載。デジカメ画像はHDDに保存することもできる。CDをHDDに取り込んでジュークボックスのように利用することも可能だ。インターネットに接続されていれば、GracenoteのCDDBで楽曲名などの自動取得も行える。

 録画機能については、好みのジャンルだけを番組表に表示させる「ジャンル別番組表」を新搭載。また、番組表から新番組を示す「新」などの文字列を検出し、ドラマなどの第1話を自動録画する「新番組おまかせ録画」機能も搭載するなど、使い勝手も高められている。

 DMR-XW51はシリーズ製品としては初めて、1Tバイトの大容量HDDを搭載。地上デジタル放送も約127時間(HD/17Mbsp)の長時間録画か可能だ。DMR-XW31は500Gバイト、DMR-XP11は250GバイトのHDDを搭載しており、同様の地上デジタル放送を最大で約63時間/約31時間45分録画できる。全モデルとも地上デジタル放送が記録可能なすべてのDVDディスク(CPRM対応 DVD-R/DVD-RW/DVD-RAM/DVD-R DL)のVRモード録画と再生に対応する。

 出力インタフェースはHDMI/i.Link(TS)/D4/Sビデオ/ビデオ/光デジタル音声を各1系統、2chアナログ音声を2系統装備。入力インタフェースにはi.Link(TS)/Sビデオ/ビデオ/2chアナログ音声を2系統備える(i.Linkは入出力兼用)。SDカードスロットはSDHCカードも対応する。DMR-XP11のみi.Linkが省かれるほか、2chアナログ音声入出力とSビデオ/ビデオ入力が1系統に簡素化されている。

 サイズは全モデルともに430(幅)×59(高さ)×313(奥行き)ミリ。重さはDMR-XW51が5.6キロ、DMR-XW31が4.7キロ、DMR-XP11が4.5キロ。

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