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ティアック、「ESOTERIC」20周年記念のSACDプレーヤーとプリメインアンプ

» 2007年03月12日 17時46分 公開
[ITmedia]

 ティアック エソテリック カンパニーは3月12日、「ESOTERIC」ブランドの誕生20周年を記念したSACDプレーヤー「SA-10」とプリメインアンプ「AI-10」を3月下旬より販売開始する。価格はSA-10が33万6000円、AI-10が36万7500円。

photo SACDプレーヤー「SA-10」

 SA-10は高級機「P-01」「P-03」にも採用されている、レンズを移動した際でもレーザー光軸が垂直方向を維持する軸摺動型ピックアップを搭載。高精度な信号読み取りを実現するSACDプレーヤー。DACにはシーラスロジックのCS4398をデュアル・モノ構成で搭載、出力も同構成とすることで、安定した定位感を実現した。

 メカをボディの中央に配置し、金属フットで3点支持する構成となっているほか、トップ/サイドのアルミパネルはビスを利用しないくみ上げ方法がとられており、内部の振動を抑制しながらも、高級機らしい外観を演出している。アナログ出力端子はRCAとXLRを1系統ずつ、デジタル出力端子には光デジタル/同軸。i.Linkはオプション対応する。

 外部からのワードシンクに同期可能で、44.1/88.2/100/176.4kHzの入力が可能。サイズは442(幅)×149(高さ)×353(奥行き)ミリ、約12キロ。

 AI-10はテキサス・インスツルメンツのPWMプロセッサーを搭載、定格で120ワット×2(1kHz、8Ω負荷)の出力を持つデジタルプリメインアンプ。パワー段までデジタル処理することで、高解像度/高能率なドライブを可能にした。MOS-FETには最新の大電流素子を採用したほか、205VAの大容量トロイダル・トランスと相まって高効率なスピーカードライブを可能にしたという。

photo AI-10

 アナログ入力端子はRCA×3、XLR×1。RCAのうち1系統はスイッチ切り替えでPHONO入力に切り替え可能。デジタル入力端子は同軸と光デジタルをそれぞれ1系統装備。スピーカーターミナルには独WBTの絶縁ターミナル(WBT-0735)を採用した。

 ボディはアルミ製で、5ミリ厚のトップパネルと4ミリ厚のサイドパネルをビスなしで組み合わせる手法もSA-10と同様だ。サイズは442(幅)×149(高さ)×383(奥行き)ミリ、約14.5キロ。

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