　容量は8キロ／乾燥容量4.5キロ。独自の泡洗浄技術とパワフル水流を組み合わせる「パワージェット泡洗浄」を採用した。パワージェット泡洗浄では、最初に洗濯槽を高速回転させてクリーミーで高濃度の泡を作り、遠心力によってその泡を衣類に浸透させる。さらに回転数を従来の1.2倍に引き上げたパルセーターがパワフルな水流を作り、「泡の力と水流の力をバランスよく組み合わせることで、衣類にやさしく、かつ汚れをしっかりと落とすことができる」（同社）。

　また乾燥には、同クラスの縦型洗濯機としては初めて「水冷除湿乾燥」方式を採用した。従来機「NA-FV8001」などの「排気タイプ」に比べ、乾燥時間が約130分短縮できるほか、約16％の省エネも実現するという。

　静音性も特徴だ。ボディ鋼板は、ハードファイバーボードの制振材をプラスした「サイレント制振構造」とし、洗濯機の内側で発生する振動や耳障りな騒音を吸収する。洗濯時の騒音は約26dB、脱水時は約37dB。

　外形寸法は、599（幅）×622（奥行き）×1010（高さ）ミリ。本体カラーは「シルバー」と「エレガントレッド」を用意する。

直径60センチの“ビッグドラム”搭載洗濯機、日立アプライアンス
日立アプライアンスは、直径60センチのドラムを搭載したドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」（BD-V1）を発表した。11月25日発売予定。
シワにならない乾燥できます――東芝の新ドラム式洗濯機 (1/2)
乾燥時の衣類の傷みや縮みを低減――東芝の新型ドラム式洗濯乾燥機は、ドラム内の温度を細かく制御することで、乾燥時の衣類の傷みや縮みを抑える。さらに騒音も抑えた。
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ダンパーで騒音と振動を軽減――シャープの新型ドラム式洗濯乾燥機
シャープはドラム式洗濯乾燥機“愛情Ag＋ドラム”「ES-HG90」を9月15日に発売する。振動の原因となる洗濯槽と外装キャビネットの連結構造を見直し、3本のオイルダンパーで洗濯槽を浮かせる構造を採用した。