東京ビッグサイトで開催中の「東京国際アニメフェア 2007」。その展示会場の外れで、企画展「ロボアニ EXPO」が催されている。懐かしいロボットアニメから最新の二足歩行ロボットまで、リアルとアニメのロボットが勢揃い。世代を問わず楽しめる内容になっている。
ロボアニEXPOの会場は、大きく3つのゾーンに分かれている。第1ゾーンはロボットの歴史に触れるコーナー。1921年にチェコの作家カレル・チャペックによる戯曲「R.U.R」で初めてロボットという言葉が使用されてから、現代に至る歴史とトピックをパネルや音声で解説している。展示物は、名古屋にある「ロボットミュージアム」が提供したものだ。
日本人のあらゆる世代にとって“懐かしい”のが第2ゾーン。1951年の「鉄腕アトム」から半世紀以上。さまざまなアイデアで進化してきたロボットアニメを年代別に整理し、動画やフィギュアを使って紹介している。「乗り込み型」「合体・変形型」「可変型」など、アニメに登場するロボットの変遷が理解できる構成もユニークだ。
第3ゾーンには、リアルなロボット達が大集合。ヴィストンのホビー向け二足歩行ロボット「RB2000」をはじめ、限定100台で販売中のTVアニメ版「鉄人28号」、ダイキンのCMでお馴染み「ロボぴちょんくん」、Production I・GとNISSANのコラボ企画にも登場した「タチコマ」などが並び、来場者の注目を集めていた。
なお週末には、オリジナルペーパークラフト(エヴァ初号機とジャイアントロボの“頭部”)や人形アニメを作れるワークショップを随時開催予定。子どもたちが工作している間、お父さんは懐かしいロボットアニメを堪能してみてはいかが?
アニメフェア2007の会期は3月22日〜25日。このうち23日(金曜日)までは関係者のみを対象としたビジネスデーとなっているが、週末の24日、25日はパブリックデーだ。当日券は、一般1000円、中高生500円。
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