写真が増えると、目的の写真を探す機能が必要になる。日付で探すほかに、写真にタグをつけて絞り込む、撮った写真を画像解析し、そのデータを元に「今見ているのと似ている写真」を探し出しす、自動解析された人物や風景写真を抽出する、さらに赤が多い写真、青が多い写真という検索条件で探し出す、という「インテリジェントサーチ」が備わっている。ユーザーに負担をあまりかけないで、上手に検索させるというわけだ。
似た写真を選ぶ……機能にはもちろん選び間違いもあるわけだが、それもまた思わぬ写真が発掘されて楽しいこともある。
ただ、画像解析するにはパソコンが必要だ。いったん「Album Edit」という専用ソフトに画像を吸いあげ、PC上で解析をかけるのである。解析結果は自動的にカメラにも書き込まれる。
このソフトを使えばPC内の写真をカメラに転送することも可能だ。この場合もAlbumEditで写真をアルバムに登録すれば、自動的にG1内のアルバムとも同期がとられる。自動シンクロソフトと思っていい。
AlbumEdit自体は最小限の機能しか持たないPCとG1で画像の同期を取るソフトなので本格的な運用には別途画像ソフトが必要だとなる(純正の画像管理ソフトも別途ついてくる)。
この「VGAサイズ画像を大量に溜め込んでアルバムとして持ち歩く」機能は非常に面白い。古い写真もその場で発掘できるし、「あのときの写真は?」といわれてもその場で見せてあげられるのだ。
ただこうなると注意すべきは消し忘れ。アルバムには自動的に書き込まれるので、ヤバい画像(他の女の子とデートしたときとか)は忘れずにアルバムからも消しておきたい。
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