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“いっしょにチン”のスチームオーブンレンジ、松下「3つ星 ビストロ」忙しい人のスピード調理

» 2007年03月29日 18時20分 公開
[ITmedia]

 ナショナルは3月29日、マイクロ波の方向をコントロールする“アンテナ”を2つ搭載したスチームオーブンレンジ「3つ星 ビストロ」(NE-W300)を発表した。「両面グリル」調理のスピードアップにくわえ、温度の異なる2つの食品を同時に温めることが可能になるという。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。5月21日に発売する。

photo 「3つ星 ビストロ」(NE-W300)。本体カラーはホワイトとノーブルブラウン

 電子レンジは、マグネトロンから出るマイクロ波を「アンテナ」で攪拌しながら庫内に放出する。NE-W300は、このアンテナを2つ備え、回転や停止のタイミング、および停止角度をコントロール。60もの加熱パターンを実現したという。同社はこれを「ねらって加熱システム」と呼ぶ。

photo 2つのアンテナでマイクロ波の方向をコントロール

 「両面グリル」調理は、マイクロ波吸収体を貼付したグリル皿を使い、グリル皿自体を熱くすると同時にヒーターの熱で効率良く調理するというもの。これに「ねらって加熱システム」を併用することで、より短時間で効率的にグリル皿を加熱できるようになった。たとえば、鶏の照り焼きや焼き魚などは、フライパン並みのスピードで調理可能。「しかも、裏返す手間なく、まかせっきりでいい」(同社)。

 また、食品の温度を検知する赤外線センサーが、2つのアンテナと連携することにより、たとえば冷凍ごはんと冷蔵ハンバーグといった開始温度が異なる食品も同時に食べ頃に仕上がるという。

photo 同時に食べ頃

 外形寸法は、約509(幅)×465(奥行き)×414(高さ)ミリ。庫内容量は約30リットル。このほか、23リットルタイプの「NE-W230」も同時にリリースしている。

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