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外せない純正オーディオをアップグレードするカーオーディオ製品群――カロッツェリア

» 2007年04月19日 20時29分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは4月19日、車載純正オーディオをアップグレードするためのカーオーディオ機器6製品を発表した。5月下旬に発売する。

photo 「AXM-P01」(上)、「PRS-D7400」(左下)、「TS-Z171PRS」(右下)
製品型番 概要 価格
AXM-P01 オーディオマスターユニット 13万6500円
PRS-D7400 150ワット×4、ブリッジャブルパワーアンプ 6万3000円
PRS-D7200 300ワット×2、ブリッジャブルパワーアンプ 5万2500円
PRS-D7100 800ワット×1、モノラルパワーアンプ 4万2000円
TS-Z171PRS 17センチセパレート2ウェイスピーカー 6万3000円
TS-Z131PRS 13センチセパレート2ウェイスピーカー 5万7750円

 オーディオマスターユニット「AXM-P01」は、電子制御化によって純正オーディオを取り外すことのできない車に同社のハイエンドオーディオを接続するためのユニット。デジタルプロセッシングユニット「DEQ-P01II」の接続が可能で、組合わせてL/R独立の「4ウェイデジタルクロスオーバーネットワーク」「タイムアライメント」、そしてL/R独立「31バンドデジタルイコライザー」といった機能を使えるようになる。

 純正オーディオとの接続には、スピーカーラインを利用する。また、同社のDVDソースユニットや地上デジタルTVチューナー、iPodアダプタなども接続可能だ。操作状況を表示する薄型ディスプレイと2種類のリモコンが付属する。

photo 「AXM-P01」の入力端子

 パワーアンプの「PRS-D7400/D7200」は、これまで難しいとされていたD級増幅方式での高音質化を実現するため、Icepower製のCLASS D増幅回路を採用している点が特徴。高効率と低歪み・高SN化を両立したという。一方の「PRS-D7100」は、サブウーファー用の低域専用モノラルアンプだ。やはり高効率を追求したCLASS D増幅回路を採用している。

 スピーカー2機種は、中域の再現性にフォーカスして開発されたもの。音質の高さと強靭さを持ち合わせた新開発の「3層構造IMX(Injection Molded Matrix)アラミドファイバーコーン」を採用。情報量豊かな中低域再生を実現するという。

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