キャッツは永遠に不滅です――「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」：新作DVD情報
木更津キャッツアイ ワールドシリーズ 通常版
 (C) 2006映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」製作委員会 |
2002年にTBS系列で放映されたドラマ「木更津キャッツアイ」は熱狂的なファンを獲得し、2003年には映画版「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」も公開され、スマッシュヒットを記録した。「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」は映画版2作目にして、シリーズ完結編となるファン必見作だ。
5月2日に発売されるDVDは、通常版（4935円）と「さよならキャッツ★限定版」（7140円）の2種類。
通常版は特典ディスク付きの2枚組。撮影の裏側をつぶさに記録した“メイキング・オブ「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」”、全キャストのクランクアップ風景を収録した“お疲れさま！みんなのクランクアップ”、キャッツのメンバーが豪華商品をかけてストラックアウトに挑戦する“キャッツ・ストラックアウト！”、キャッツ5人と脚本の宮藤官九郎のインタビュー、公開初日の舞台挨拶に密着した“ドキュメント2！大追跡「ばいばいの日」”のほか、完成披露記者会見や幻の映画化告知スポットなど197分に及ぶ特典映像を収録。限定版は「バーバータブチ」特製あぶりとり紙、ポストカード、シザーバックなど封入特典が充実。
余命半年の宣告を何度も無視し、しぶとく生き延びてきたぶっさん（岡田准一）は、22歳の冬にひっそりと生涯を閉じた。その死から3年後、残されたキャッツのメンバー4人はそれぞれの道を歩み始め、中には彼の命日すら忘れている奴も。唯一、木更津に残っていたバンビ（櫻井翔）が、ぶっさんらしき天の声を聞く。“それをつくれば彼が帰ってくる”――バンビの呼びかけで、アニ（塚本高史）とマスター（佐藤隆太）も木更津へ。“それ”が何を意味するのか分からず、見当違いのものばかりを作り、天の声にも「違う」と突っ込まれる始末。こうして、ぶっさんに「ばいばい」を言い忘れたキャッツたちが、周囲を巻き込み、またまたひと騒動を巻き起こす。
岡田准一、櫻井翔らおなじみのレギュラーメンバーに加え、栗山千明、高田純次といった新キャラも濃ゆ〜い存在感を発揮。
天才脚本家・クドカンならではのハイテンション＆マニアック＆やりたい放題のネタは今回も健在だ。たとえば、“それをつくれば彼が帰ってくる”という天の声は、ケビン・コスナー主演の名作『フィール・オブ・ドリームス』まんまの引用（パクリ）。もう、オマージュでも何でもアリなのだ。ただし、今回はバカ騒ぎだけでなく、青春に終わりを告げる物悲しさもしっかりと描かれ、ぶっさんのラスト・エピソードにはホロリとさせられる。
まさかの復活を遂げるぶっさん（ついでにオジーも復活）と、キャッツたちの最後の青春をしっかりと見届けよう！
関連サイト：
http://www.tbs.co.jp/catseye/（公式サイト）
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