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フルHD記録対応の“カードなハイビジョン”――パナソニック「HDC-SD3」(1/4 ページ)

» 2007年05月02日 14時27分 公開
[浅井研二,ITmedia]

 パナソニックの「HDC-SD3」は、記録メディアとして4GバイトのSDHCメモリーカードを標準付属させたAVCHD規格準拠ビデオカメラだ。“カードなハイビジョン”シリーズの初代モデル「HDC-SD1」では、ほかのAVCHD準拠カメラやHDVカメラと同じく、1440×1080/60iのみに対応していたが、今回は新たに1920×1080/60i記録を実現した。

photo スリムな形状で扱いやすい、松下電器産業のデジタルハイビジョンカメラ「HDC-SD3」。従来の「HDC-SD1」との最大の違いは、記録解像度での1920×1080i対応となる

 ただし、動画記録モードは従来と同様にHF/HN/HEの3種類で録画可能な時間もそれぞれ40分/60分/90分と変わらない。ビットレートは据え置きで、HFモードの解像度のみを1920×1080へと引き上げたわけだ(HFは13Mbps・CBR、HNは9Mbps・VBR、HEは6Mbps・VBR)。

photo 撮影時の画面。左上の動画記録モード表示が「HF1920」と、解像度も併せて示すようになった(ほかの2つも同様に「HN1440」「HE1440」となる)。画面右下には、十字キーに割り当てられた撮影設定を表示している

 撮像素子も1/4型CCD(総画素数56万)×3の3CCD構成となっており、記録解像度以外の性能面に関しては「HDC-SD1」から概ね変更なしといっていい。本体は形状こそ若干変更されたかもしれないが、サイズは74(幅)×69(高さ)×142(奥行き)ミリ、撮影時質量は490グラムとほぼ同じだ。

photo ライカディコマーレンズ(10群13枚)を採用。ズームは光学12倍まで対応し、さらに光学式手ブレ補正も搭載
photo 液晶モニタはワイド3.0型で、画素数は約25.1万。ファインダーは搭載していない
photo 液晶モニタを開いた部分には、SDカードスロットのほか、映像出力(AVマルチ、D3)、外部マイク入力(ステレオミニプラグ)、DC入力がある

 これら仕様上のサイズ・質量で比較すると、キヤノン「iVIS HV20」、ソニー「HDR-HC7」といったシューティングタイプのHDVカメラとあまり変わらないが、実際につかんでみると、偏った部分でのふくらみがあまりないせいか、いくぶんスリムに感じられる。とくに高さが低いこともあり、比較的つかみやすい印象だ。本体上部に配されたグリップラバーも、片手でホールドする際には意外と効果的である。

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