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地デジ性能を高めたカーナビ、三菱「NR-HZ700CD」

» 2007年05月16日 16時20分 公開
[山田祐介,ITmedia]

 三菱電機は5月16日、地上デジタル放送に対応したHDDカーナビゲーションシステム「NR-HZ700CD-DTV」とワンセグ放送のみに対応した「NR-HZ700CD-1D」を、7月2日より販売すると発表した。どちらのモデルも2DINタイプでHDDは40Gバイト。価格は「NR-HZ700CD-DTV」が25万5150円、「NR-HZ700CD-1D」が21万5250円。

photophoto 新製品の「NR-HZ700CD-DTV」(左)と「NR-HZ700CD-1D」(右)
製品名 地デジチューナー HDD容量 価格 発売日
NR-HZ700CD-DTV 12セグ 40Gバイト 25万5150円 7月2日
NR-HZ700CD-1D 1セグ 40Gバイト 21万5250円 7月2日

 NR-HZ700CD-DTVのチューナー「TU-200D」は、既存モデルにも搭載されている受信回路「D3A(ディー キューブ エー)エンジン」に改良を加えたほか、オプションのリアアンテナを追加し4アンテナ構成にすることで、より受信範囲を広げ、安定した受信を可能にしている。また、アナログ放送にも対応しており、受信エリアの電波状況に応じて12セグ→1セグ→アナログ放送へと自動的に移行する。

 チューナー「TU-200D」(地デジ/ワンセグ)、「TU-7D」(ワンセグのみ)は単体発売も行われる。価格は「TU-200D」が8万1900円、ワンセグ対応の「TU-7D」が3万4650円。どちらも6月1日より販売される。

photo 「地デジモデルのスタンダードとしてNo.1を目指す」(三菱電機 三田製作所 副所長 中西康之氏)

 ナビゲーションシステムに関しては、これまで高級機に搭載されていた超高速LSI「ナビコア」を採用。JR札幌駅からJR鹿児島駅間までの距離をわずか約0.2秒でルート探索できる。目的地検索や地図の縮尺変更、地図スクロールなどの機能も備える。

 液晶画面は7V型ワイドQVGAで、操作はタッチパネル方式。また、ナビ操作とそれ以外の操作を色分けし、シンプルなメインメニューを採用することで使いやすさを向上させている。DVDとCD(MP3/WMP含む)の再生が可能で、HDDに約2000曲を収録できる。録音速度は最大4倍。

 同時にETC車載機の「EP-700シリーズ」「EP-500シリーズ」「EP-400シリーズ」も発表された。アンテナ分離型の「EP-737B」「EP-737S」「EP-727B」が1万4490円、「EP-407B」が1万3440円。アンテナ内蔵型の「EP-537B」は9800円。販売は5月24日から。

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