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キヤノン、光学12倍ズーム搭載の「PowerShot S5 IS」発表

» 2007年05月17日 22時45分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは5月17日、光学12倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「PowerShot S5 IS」を発表した。6月中旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。店頭では5万5000円前後になる見込みだ。

photophoto 「PowerShot S5 IS」

 2006年4月に登場した「PowerShot S3 IS」の後継機。レンズシフト式の手ブレ補正機構を搭載した沈胴式の光学12倍ズームレンズやUSM(超音波モーター)による高速ズーム駆動を継承しつつ、さらなる高機能化/高性能化を図ったという。ズームレンズの焦点距離は35mmフィルム換算で36〜432mm。

 CCDは800万画素となり(S3 ISは600万画素)、映像エンジンも従来の「DIGIC II」から「DIGIC III」へ進化。またバリアングル液晶モニターを2.5型20.7万画素へ拡大したほか、新たにアクセサリーシューを搭載。同社の「スピードライトEXシリーズ」を外部ストロボとして使用できるようになった。

 動画撮影機能も充実。光学ズームや「顔優先AF/AE」が動画撮影中にも使用可能になったほか、長時間記録が可能な「LPモード」を新たに設定。640×480ピクセル/30fpsもしくは320×240ピクセル/60fps、30fpsの動画を記録できる。

 外形寸法は、117(幅)×80(高さ)×77.7(奥行き)ミリ。重量は450グラム。記録メディアはSDカード(SDHC対応)。電源には単三形乾電池を使用する。

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