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「むだ骨ペン」の無駄知識LifeStyle Weekly Access Top10

» 2007年05月21日 21時36分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 先週のランキングは、秋葉原にオープンした生活非必需品専門店「むだや」の記事が2つもランクイン。開店前に訪問した筆者は、どうやら無駄足にならずにすんだ。

 その後も客足は順調のようで、無駄グッズ専門店は秋葉原の新名所になりつつある。さっそく買い物に行ったある知人などは、店内で「無駄無駄無駄ァァ!」と小声で叫んでいる人を目撃したとか。しかも見事なJOJO立……。

 ところで、オープンの記念品として購入者に配布された「むだ骨ペン」(通常価格100円)をゲットしたのでレビューしてみよう。

photo 「むだ骨ペン」。クリップ部が小さな骨になっているあたりがお洒落

 むだ骨ペンは、その名の通り骨のカタチをしたペン。改めて眺めると、全体に単純化されてはいるが、その長さや太さ、出っ張った骨頭との比率などから、モデルは“大腿骨”と推測できる。凹んだ膝蓋面や上部に張り出した大転子など、骨の特徴をよく捉えた造形だ。

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 外形寸法は、約31(最大径)×約130(長さ)ミリで、重量は“とても軽い”。むだ骨を折る(キャップを外す)際は、外側上顆と内側上顆に人差し指と親指を引っかけると丁度いい。付属の紐で首から提げることができ、しかも必要に応じて素早くペンを引き抜ける。

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 むだ骨ペンの通常価格は100円。コストパフォーマンスに優れ、デザイン性と実用性を兼ね備えた“無駄グッズ”である。問題は、無駄グッズにおいて「実用的」は決して褒め言葉ではないという点だが、あまり気にしてはいけない。

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